前のページに戻る   このページを印刷

耐震基準

世界の開発途上国における急激な都市化の発展は、建設部門への高い需要に結びつき、建設産業は建物を速く、安く、効率よく建てなければならなくなっています。目標の数値や工期を達成することに焦るあまり、品質面が看過される事例も当然多くなり、基準を規定しないまま、建物を設計建築してしまうこともしばしばあります。1995年の阪神淡路大震災後には、神戸市の下町では、使用に耐え得る建物は2割以下で、全壊家屋は10万5千棟に及び、30万人が住む家を失いました。

インドネシアやパキスタンを最近襲った地震では、1950年代に英国で初めて開発された免震アイソレータの導入が至急望まれることが改めて認識されました。積層ゴムアイソレータは、先進的な免震アイソれータ装置で、ゴムと鋼鉄板を積層し、構造を支えながら、振動を和らげます。このアイソレータ方式の有効性は、今日広く認められるところとなり、新しいISO 22762規格では、地震多発地域におけるアイソレータの設計・品質管理に、特に注目しています。この規格は、過去5年間、世界中の製造企業や構造設計技師達が開発したもので、各国における既存の規格の調和を図ることが期待されています。

 

 

 

 

©2005 IRCA. All rights reserved www.irca.org 連絡先 略語

表紙  
特集  
ニュース arrow
フィードバック