ISO 20000:2005とは何か
ISO/IEC 20000は特にITサービスマネジメントを目的とした最初の世界規格です。企業とその顧客に対してサービスを効果的に引渡すための統合されたマネジメントプロセスを記載したものです。ISO/IEC 20000はイギリス政府調達庁の情報技術インフラ・ライブラリ内で定義されているプロセスアプローチに準拠し、これを補完するものです。
ISO/IEC 20000は2つのパートから構成されていますISO/IEC 20000-1:2005は公式な仕様書で、組織が顧客に許容可能な品質管理がなされたサービスを引き渡すうえでの要求事項を定義しています。適用範囲は以下が含まれます。
- マネジメントサービスのための要求事項
- サービスマネジメントの計画と実施
- 新しいサービスあるいは変更されたサービスの計画と実施
- サービス引渡しプロセス
- 関係プロセス
- 解決プロセス
- コントロールプロセス
- リリースプロセス
IRCAは現在日本情報処理開発協会(JIPDEC)の試験的な認定プロジェクトと協力しています。詳細は以下のサイトから入手できます http://www.jipdec.jp/eng/
認定された認証スキームは、歴史的に英国を拠点とするITサービスマネジメントフォーラム(itSMF)によって管理されてきました。しかしながら、規格はいまや国際的なものとなり、国内の認定機関は2007年より認証サービスを運営することが予想されています。IRCAでは2007年の開始に向けて国際的なISO/20000 の審査・監査員認証・訓練プログラムを策定しているところです。
IRCA の副ディレクターであるVincent Desmondは以下のようにコメントしています。「グローバルな交易はいまや情報技術に依存しており、ほとんどすべての企業がITサービス面については外部委託しています。」 結果として、組織が鍵となるITシステムおよびサービスの機能停止を経験するかどうかが、ビジネスの継続においてかなりのリスクとなります。Desmondはこう続けました-「ISO 20000の認証によって、ITサプライヤーが常に顧客のニーズを満たすITサービスを設計し供給できるという信頼性が得られるでしょう。」