編集室便り

企業の社会的責任(CSR) はいまや世界中の多くの組織にとって謳い文句になっています。企業は、消費者も知識が増やし、従業員の要求も高まり、さらに法規制まで厳格化するという、実に新しい世界に直面しているからです。こうしたコンプライアンスという縛りの先を見越すことができる者にとっては、より倫理的なアプローチを採用する利点は非常に大きなものがあります。Jonas Astrup は、玩具業界がCSR活動の最前線に存在し続けるために現在行っていること、またなぜ世界共通の規格が前進の鍵となるのかについて説明します。 Lisa Kantor は、東南アジアの工場における社会システム監査・審査が作業環境を本当に改善しているのかどうかについて概説します。雇用主が承認(認証)によって利益を享受しているなら、従業員はよい変化に最初に気づくはずなのです。

組織が自らに社会的責任があると考えなくてはならないことをより意識するようになるにつれ、審査・監査員にとって、世界共通で信頼に足る認定された認証プロセスの必要性は、これまでになく重要となっています。インフォの最新版で示すように、認定された認証の評判は今のところ、完璧というには程遠いものです。ある審査員のひと言を借りると、認証を受けた者なら「規格が一律でないことに気づいており、その結果として、認定の価値について一層懐疑的になっている」とのこと。しかしながら、こうした状況を改善する機会は数多くあります。IRCAディレクターのSimon Fearyは、変わりつつあるIPCの構造について述べた記事のなかで、IPCの活動ポートフォリオに承認を含めるとした先般の決定が、今後数年間でいかに新たな国際的認定機関へとつないでいけるかということの検討を行っています。

新しいシリーズのQ&A の記事を是非ご覧ください。ここでは、大手認証機関をいくつかお招きし、今日と過去の認証がいかに異なっているかについての見解をいただいています。

ISO 9001に関する便利メモも用意してあります。もちろん、最新ニュースイベント 必見です。ここでは、監査の世界の内外で何が起こっているのかについての厳選情報がご覧になれます。。消費者に保証するものは何かーでは、いくつか興味深い事柄が示されています。企業がよい方向に変化しようとしていく上で、少なからぬ判断材料となるものです。

Pandita Louram
IRCA インフォ