調達およびサプライチェーンの

プロセス:

あなたは正しく

行っていますか?

製品の適合性を審査する際、何を考慮していますか?製品が仕様に適合しているものと思い込んでいませんか?審査実施グループが、あなたが良いサプライチェーンのマネジメントを実施しているかどうかを判定するためのヒントをいくつかまとめています。

ISO 9001:2000の7.4項の要求事項に適合するためには、組織は製品またはサービスの購買を管理し、購買製品を検証するためのプロセスを整備しなければなりません。しかし、そのような要求事項を満たすことが必ずしも最適の方法ではないかもしれない、と考えている組織も多いようです。

多くの場合、購買製品がすべての点において元来の仕様を満たすことを確実にするのは難しいものです。このような場合、調達およびサプライチェーンマネジメントのプロセスをより広範にレビューすると良いでしょう。以下に挙げるポイントで、製品の適合性を確実にするための最適な方法をご説明します。

調達プロセスの審査

  • 調達は、仕様が作成される製品の設計・開発の段階から始めるべきである。注文内容が供給者との間で合意される前に、仕様の「承認」を行うための何らかのしくみがあるか?
  • 候補となる供給者が、要求されたコストで設計仕様を満たす製品を供給することができることを確実にするために、部門間で協議を行うべきである。
  • 法規制要求事項を購買要求事項に含めるべきである。購買発注書に、何らかの法規制要求事項が含まれているか?または参照されているか?
  • 部品または製品に関連するリスクの度合い、および部品または製品が設計仕様を満たすことを確実にするために要求される管理。

サプライチェーンの審査

多くの場合、供給者の選定についての審査は、組織の承認された供給者のリストがレビューされているかどうかを見るだけにとどまっています。しかし、これは多くの場合、組織がそのサプライチェーンの中の供給者を効果的に管理することを確実にするためには十分でないかもしれません。以下を考慮してください:

  • 重要な部品/製品の供給者は、安価で供給できる能力に基づいてのみ選定されているか、あるいは一貫して仕様どおりに製品を供給できる能力も考慮されているか。
  • 承認リストに含まれている供給者は、認知された品質規格に照らして継続的に登録することによってのみ維持されているか、あるいはその認証の登録範囲もレビューの対象となっているか。
  • 組織によって一旦は却下され、その後結果的に受け入れられた製品に対し、どのくらいの頻度で値引き要求が行われているか。
  • 以前に却下された製品を受け入れるため、特別採用の許可が何件くらい行われているか。

結論

経験豊富な審査員にとっては、組織の調達およびサプライチェーンのプロセスのレビューは、明白な常識に沿って行うものとなっています。しかし、状況によっては、製品や部品の特質によって追加的な調査が必要な場合もあります。審査の状況がそれぞれ独特であるように、すべての製品もまたそれぞれ独特なものなのです。

著者について

ISO 9001審査実施グループは、QMSの専門家、審査員、熟練家からなる非公式なグループで、ISO専門委員会(Technical Committee)であるTC176 品質管理と品質保証(ISO/TC 176) から生まれました。このグループは、ガイダンスや、QMS審査に関する説明を含むプレゼンテーションを数多く作成してきました。これらは、ISO 9001の審査に必須のプロセスを基礎としたアプローチを反映したものです。

 

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