IAFがルールを変更
審査の時間数に関する新ルールが、現在、国際認定フォーラム(IAF)により開発されています。これは、ISO 9001を取得している多くの組織に影響を与えることとなります。認証機関(CB)には、クライアント組織の規模以外の要因を考慮しながら、審査にどのくらいの時間がかかるかを評価するための新たな手順を策定するための新しい文書の使用が求められるでしょう。この新アプローチにより、各認証機関の審査時間数にさらなる一貫性が生まれることを願いたいものです。
QMSの審査時間数に関する作業は、昨年ISO 9001専門グループが設立されて以来、より科学的なアプローチの提案に基づいて現在も継続中です。今年中にこのルールが承認された場合、IAFの認定の下にマネジメントシステムの認証を行っている認証機関はこの新ルールを適用しなければならないでしょう。
新ルールが開始されても、認証機関は引き続き審査工数を自ら設定することができます。また、審査の最低時間数、最高時間数に関する規定はありません。したがって、ルールに従わなかったとしても、ISO/IEC 17021の下では必ずしも不適合とはならない、ということです。しかし、新ルールのドラフトには、「この必須文書への不整合が日常的に発生していることが発見された場合、それはISO/IEC 27001への不適合と見なされる可能性がある。」と規定されています。
審査にかかる時間を評価する際に考慮する事項として、関与する建物の数、異なる言語が使用されているか、多くの規制がからむ食品や医薬品業界であるかどうか、といったことが含まれるでしょう。逆に、時間数を削減できる要因として、製品リスクが低い、マネジメントシステムの成熟度が高い、プロセスが単一の活動のみから成り立っている、などが考えられます。