アイルランド査定官登録機構 The Registered Board of Assessors of Ireland (RBAI) は1998年に創立され 異なる産業、主に食品分野における ISO 審査を運営しています。
RBAI は食品産業において特別の審査の必要性があると認識しました。この会社は 現在審査員をトレーニングし 外部審査及び第三者審査を行っています。
RBAI の仕事の大半は 食品安全マネジメントシステム( FSMA )審査です。これらの審査は 危害分析重要管理点監視方式 (HACCP) に基づいています。 HACCP の7原則 を 基盤にした規格で審査します。
食品会社 は HACCP システムを導入する前に HACCP 条件プログラム( PRP )を配備していなければなりません。 PRP は FSMA が審査される重要な一部です。
会社は食品安全に本気で関与していること、そして法的要求に見合っていることを示さなければなりません。
食品会社が PRP を持っていることは大変重要です。 HACCP システムが効果的になるように配置(会社のポリシーと手順、施設、掃除、害虫駆除、衛生トレーニング、ジョブトレーニングにおいて追跡可能性をカバーする)されていなければなりません。
ISO 22000の使用中の文書で この分野は食品会社の危険評価の一部です。
会社の FSMS は HACCP を基礎にしています。そこで審査員の第一の仕事は会社の記録とフローチャートに目を通して 工場内を見て回ることです。これは審査員が会社における食品規格についての基本的な情報を見つける手助けをします。どの過程が機能して どのように必要書類が準備されているかを立証できます。
次に審査員は 食品危険分析を審査して 会社がどのように危険制御ポイント( CCP )を選ぶのかを評価します。危険分析における決定権は食品安全においてきわめて重要で HACCP チームは会社において どのステップあるいは過程が重要であるかを決定します。決定をくだす過程は 記録され審査されるべきです。
食品会社が会社内におけるあらゆる危険を認知し管理することは重要です。そしてまた FSMS を設置するマネジメントチームのメンバーに これを施行する権限と責任が与えられなければなりません。
食品会社の中には 技術的には品質管理ポイントである、数多くの危険制御ポイントを認識しています。これは 組織が顧客や第三者審査員によって影響される場合に起こります。
ある不平がおこり その原因がわからない場合 答えはその問題がどのように調査されたかに隠れています。会社は危険の三つの主な種類の各段階を分析していないかもしれません。それらは:
物理的な危険
科学的な危険
微生物学的な危険
検査員が主な危険だけを見たら それはすぐに認識され、他の問題が見落とされやすいです。
HACCP プランが FSMS の一部であるならば 顧客のあらゆる見解と立法上の要求はシステムに結合されていなければなりません。
ある従業員がある物質を調べたならば その調査は危険システムの中で記述されなければなりません。
会社は製品が抗生物質のために分析されたことを示す記録を保持します。しかし これらの記録が危険システムに結合されていなかったら 正しい FSMS を運用していないように見えるでしょう。
FSMS に対する無知は 重要な問題を引き起こします。一つの例は 製品の食品添加物のある一定のレベルの分析をしていた組織です。食品には 数多くの添加物が使われており、消費者は添加物の持つ影響に気が付いていません。
食品産業は 食品が安全であることを確実にする義務があります。製品に加えられた化学物質の危険性の影響、食品に許される最大値を調査することは FSMS において重要なことです。
会社は食品に許される添加物の最大値を知らないかもしれないし、サンプルの送られる試験室が会社に添加物の 含有量が高すぎると知らせるまでわからないかもしれません。これは満足できる状況ではありません。
添加物の含有量が高いと健康に色々な影響が出るでしょう。ですからガイドラインが決められているのです。しかしながら、これらのガイドラインを守る義務は製品を作っている会社にかかっているのです。その物質を検査している試験室には説明をする責任はないのです。
会社の中には 審査の準備ができていないところもあります。ある会社訪問では審査員を施設内にいれて調査させませんでした。審査員が主張しつづけてようやく中に入ることを許されましたが、45分も待たなければなりませんでした。
この同じ会社は危険分析を実行していましたが、 CCP は必要がないと決定していたので何も文書にありませんでした。この状況では 審査をすることはできませんでした。
一つの組織内で全ての過程が必ず文書化されているように することは 完璧な審査を可能にさせます。
重要な情報を外部の組織に頼るのは 主要な認識の欠如を引き起こし、全面審査の際 より広範囲の審査のためには外部組織と連携しなければならないでしょう。これは 実用的ではありません。
過去十年をとおして 食品産業界における危険制御に対する信頼は改善されてきました。仕事を始めたばかりのとき人はよく「 HACCP と関わることがありませんように。」と考えるかもしれません。トレーニングコースに来ている学生の方はさらにこの見解を立証するかのように思われるかもしれません。というのは しばしば HACCP は チームの人と腰を落ち着けて HACCP プランを実施するまでは 初めの間理解をするのが困難であると感じるからです。
FSMS は論理的で 使用するのは容易です。多くの方はすでに食品安全過程についてご存知で トレーニングコースに来ている学生のかたも 始めるから正しい考えをお持ちの方が多いです。これが なぜ食品産業が過去安全に機能 してきたかの理由の一つです。
HACCP システムの初めから どんな会社もそれを実際に施行し、その後追跡するのに6ヶ月かかります。しかし もし三ヵ月後に戻ってみると決して十分に施行していません。しかしながら この段階での審査は十分に施行されているかの誘因を見せる場合があります。
HACCP プランは最新にし続け、少なくとも年に一回は調査されなければなりません。
食品安全に特別の企画の導入はきわめて有益なものです。危険分析は 食品製造会社の中枢で行われるべきです。会社は次にあげる点を自分に問うべきです
規格は 現在食品安全用に存在しますが、以前はそうではありませんでした。
ISO15161 や ISO9001 といった現存の規格とでは HACCP プランはシステムの基礎にはなりませんでしたし、食品会社が容易に手に入れることもできませんでした。
ISO 22000では 危険分析、危険評価、フローチャート、再発防止策が直接に食品産業を対象にしています。
数多くの規格は使用されていません。なぜなら会社はそれが官僚的であると考えるからです。 ISO22000 は組織を改善するのに使われます。
食品産業にとって重要なことは 全ての規格は HACCP を基盤にしていることです。そうでなければ規格は適用できません。
ISO 9001を使用している会社は 今まで決して食品産業界で利益がありませんでした。
今 HACCP のような危険 risk-assessment を基盤にしているシステムである ISO 22000を使用することは その食品会社が国際的な認知を持つことを意味します。多くの会社は次のように述べるでしょう。「 ISO22000 規格を達成しているから 供給者審査をする必要がありません。」と。これは規格におけるターニングポイントでした。
著者について
メアリー・デュガン Mary Duggan はアイルランど査定官登録機構 the Registered Board of Assessors
のトレーニングマネージャーです。