60秒インタビュー:

ケイパブル・ピープル

ケイパブル・ピープルは、IRCA認定研修機関で、組織のマネジメントシステムの改善支援に注力しています。

今回は、ケイパブル・ピープルの創立者でありディレクターでもある、Shaun Sayers氏に、組織における文化の重要性についてお話を伺います


ケイパブル・ピープルの事業内容を教えてください。

我々は、効果的なISO 9001、ISO 14001、OHSAS 18001システムの改善および実施を専門に活動しています。品質、環境、労働安全衛生に関連する問題を取り扱ったトレーニングコースを多数運営しています。また、組織に対しては、特定の規格に照らした認証の取得やマネジメントシステムの実施といった、業務上の課題のサポートを行っています。活動の一部として、IRCA認定コースの提供も行っています。

どのように、組織が効果的なマネジメントシステムを実施し、改善するための支援を行っているのですか。

クライアントには非常に明確な解決法を提示するようにしています。最も重要な要素は、組織の話や、組織の人々がいわんとしていることを非常に注意深く聞くということです。これにより、組織のこと、抱えている問題、目標についてたくさんの情報を得、組織が望むとおりの方向へ導くための提案作りに向けて取り組むことができるのです。また、あなたができることには限りがある、ということを非常に率直に伝えることにしています。人々は、この率直さを尊重していると思います。

ケイパブル・ピープルの活動にとって、組織の文化はどのくらい重要なのでしょうか。

文化は非常に重要です。なぜなら、文化は人々の行動様式や言動に影響するものだからです。私の経験から言えば、文化は人々が新しい物事にどのように反応するかといった傾向を決めるものだと思います。例えば、文化的に相容れないものに遭遇したとき、それが耐え難いものであった場合は、それは業務を遂行するうえで大変な障害となるでしょう。たいていの場合、人間は最初の15分間で、それが困難な業務であるかどうか判断することができます。

組織の負の文化をどのように変えるのですか。

どの程度変えられるか、どの程度その問題を取り扱えるかについては現実的になる必要があります。コンサルタントは文化を外側から変えることはできません。内部から変わる必要があるのです。その文化が何年にもわたってしっかりと根付いたものであれば、方向転換にどのくらいの時間がかかるかについて現実的にならなければなりません。コンサルティングによる解決策を提供しようと思うならば、あなた自身の期待とクライアントの期待をうまく運営管理し、何を第一段階として行うべきかを理解しなければなりません。あなたは、その文化は悪いものであるから、このようにすべきだ、と考えていたかもしれません。しかし、完成への道のりが遠いならば、そのようなことを話すのは通常の場合あまり効果的ではありません。なぜなら、解決までの過程において、人々の協力が得られなくなってしまうだろうからです。クライアントはその課題を達成不可能であると考えるでしょう。あなたがすべきことは、何かもっと近い目標を与え、3ヶ月で進捗状況を確認し、次の段階に進むことです。

ケイパブル・ピープルは英国にて設立されましたが、現在はインド、パキスタン、中東、そして最近ではナイジェリアでも活動を展開されていますね。どのようにして海外での活動に進出されたのですか。

海外のパートナーはすべて、最初は共同事業の提案を持って来てくださったことが現在のパートナーシップにつながっています。複数の組織から、数多くの一緒に事業をしたいというEメールを受け取るのですが、その大半が審査トレーニングコースを安く、早く開催するための方法を求めるものです。私が、我々は物事を適切に行っており、たいていの場合は基準を維持している、と返答したときは、我々にその気がないということです。それでも海外の組織が再度連絡してきたならば、我々は話し合いを開始し、その組織が我々のやろうとしている活動を支援するための能力、技能、インフラを備えているかを評価します。

3月にナイジェリアを訪れ、一番新しいパートナーであるTCLと覚書を取り交わしましたね。これは、双方のパートナーシップにおいてどのような意味を持っているのですか。

この覚書は、我々のパートナーシップを正式なものとするためのものです。TCLにとって、この覚書は重要なものです。なぜなら、ナイジェリアでは、多くの企業が不当な要求をするからです。我々がナイジェリアを訪れたとき、いくつかのトレーニングコースを現地の講師のために開催しましたが、TCLとのパートナーシップは過去に締結した他の海外におけるパートナーシップのいくつかよりもずっと大掛かりなものになるであろうことを喜ばしく思います。これは現時点では言い過ぎかもしれませんが、我々はナイジェリアで、IRCAトレーニングを組み込んだ数多くのプロジェクトを開発する予定です。

ケイパブル・ピープルの将来は?

来年、我々はさらにアフリカに進出する予定です。アフリカは非常に可能性のあるところです。なぜなら、人々が物事を適切に行いたいと考えているからです。特に、ナイジェリアでは、基準に対して責任感のない人々や企業もおり、また多くの企業が不当な要求をしています。ラゴスでのトレーニングコースに参加した人々は皆、汚職や不当要求、基準への尊重の日常的な欠如に辟易していました。アフリカ以外では、パキスタンのオフィスが現在フル稼働しており、またサウジアラビア、バーレーン、そして恐らくはクウェートにも進出する予定です。

ケイパブル・ピープルに関してより詳しく知りたい方は、www.capablepeople.co.ukにアクセスしてください。

 

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