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ISO9001 の手本

プロセス審査への新しい強調により、ISO9001:2000には、絶えず困難な問題がありました。しかしブライアン・ヘンリーは、審査員に確実な助言を提供することを目的とする審査施行グループ( the Auditing Practices Group )の形成により支援が享受できますと説明します。

ISO 9001審査施行グループは、ISO 9000諮問グループ( the ISO 9000 Advisory Group (IAG) )によって明らかされたニーズに答えるために作られました。 IAG 自身は、これより前に ISO/TC176 、国際認定評議会 the International Accreditation Forum (IAF) 、 ISO/CASCO の後援と支持のもと、ISO9001:2000 の信頼性に対する認知された脅威を特定し対応するために作られました。

審査員の中には、過去の規格条項に基づく審査からISO9001:2000 の適合性を効果的にそして一貫的に評価するために必要とされた新しいプロセス審査アプローチへの移行に困難を感じる方もあるかもしれないということが認識されていました。その状況は、最低限の手順書とともに経営者の責任や継続的改善といった、ある特定の要求事項の重要性への強調という新しいシフトにより、より複雑になりました。

A チーム

IAG は、認知された問題は専門家のグループの援助のもとに最も効果的に取り組むべきであると結論付けました。このグループは、規格作成者、認証機関、認定機関、コンサルタント、トレーナー、そしてもっとも重要な現職審査員を代表します。 IAG は、2002年9月にベルリンにおける本会議で国際認定評議会 (the International Accreditation Forum )を推薦しました。これにより、このようなグループの結成への決議という結果をうみました。 IAG はまた、2002年10月のアカプルコにおける本会議で、ISOTC176 への推薦をおこない、同様にこのグループ形成に結びつきました。

この ISO TC176 と国際認定評議会による共同イニシアティブにより、ISO9001 審査施行グループの設立という結果をもたらしました。その第一回目の会議は、2003年2月にシドニーで開催されました。グループの二人の議長、アレックス・エズラコヴィッチとランディ・ドガティは、二つの創設機関 ISO/TC176 と IAF を各々に代表します。

メンバーは、 ISO/TC176 とIAFの双方から任命され、また ISO/CASCO,IATCA 、業界から各個人が任命されます。メンバ-は、ISO 9000の第三者認証における利害関係者である幅広い層の組織を代表します。これらには、認証された QMS を持つ会社、規格作成者、認証機関、認定機関、コンサルタント、トレーナーそして最も重要な現職審査員が含まれます。

高い目標

審査施行グループ (the Auditing Practices Group) の目標は基本的に、審査員に助言をすることです。これは、QMSの認証をもつ組織への第三者認証審査の価値を改善する手助けをすると同時に、最終的にはこれらの利点をそれら組織の顧客に渡すことです。初めに考慮したことは、ISO 9001:2000に基づきQMSの審査をする際、第三者認証審査の審査員のために実用的で有益で使用可能な手引きを開発することでした。 

審査施行グループ (The Auditing Practices Group )は、手引きは簡潔で直接的な言葉で書かれる必要があることに同意しました。「書類は短くそして読みやすく理解しやすい」とランディ・ドガティは言っています。手引きは、実用的な例と他に、「ハウツウ」アプローチを伴うツールを含む内容となるでしょう。審査施行グループはまた、手引きは広く普及され、すぐに入手できることが重要であることを認識しました。その結果として、現在、公開のウェブサイトで見ることができます。

現在のところ、19の手引き書類が製作されました:

  • 審査への二段階のアプローチの必要性
  • QMS の有効性と改善の測定
  • プロセスの特定
  • プロセスアプローチの理解
  • 「適切な」プロセスについての決定
  • 「適切な」要求事項の審査
  • 規格への適合性の実証
  • 特定の作業、活動またはプロセスの審査をシステム全体につなぐ
  • 継続的な改善の審査
  • 最小限の書類しかもたない QMS の審査
  • トップマネジメントのプロセスの審査方法
  • 審査チェックリストの役割と価値
  • ISO 9001:2000の適用範囲、 QMS の適用範囲、認定の適用範囲の定義
  • 付加価値のある審査
  • 力量と取られた処置の有効性の審査
  • ISO19011:2002 の効果的な使用
  • 法的及び規制要求事項の審査
  • 品質方針及び品質目標の審査
  • 監視及び測定装置の管理についての審査

未来に目を向ける

シドニー以降、審査施行グループ (The Auditing Practices Group) は、三回の会議を重ねました。これらの会議は、2003年6月にジュネーブで、2003年10月にブカレストで開催されました。最も最近の会議は、2004年3月にヴァンクーヴァーで行われ、審査施行グループは、さらに次に挙げる題目で手引きを開発することに同意しました:

  • 顧客満足度の審査
  • 理解でき有益で、それゆえ付加価値のある不適合の記述
  • 効果的な修正および是正処置を確保するための、不適合への対応の見直し

利害関係者およびウェブサイトの利用者は、すでに提供された手引きに対するフィードバック、さらに手引きがあれば有益であると思われる題目を提案するよう奨励されています。

審査施行グループ(the Auditing Practices Group)および手引き書類に関する更なる情報は、http://isotc176sc2.elysium-Itd.net/APG_index.html で入手できます。付加価値を与える審査に関する記事が、 IRCA インフォの本版で特集されています。

著者について
ブライアン・ヘンリーは、ヨーロッパで資格を与えられた公認電気、機械技師で、品質保証機構(the Institute of Quality Assurance )の会員です。彼は IRCA の主任審査員として登録され また IRCA のレビューイングオフィサーでもあります。 UKAS のような国際認定機関を代表として QMS, EMS, EMAS, AS/EN 9100, TickIT, BS 7799, QS 9000, 製品認証、要員認証審査を引き受ける資格があります。

ブライアンは 、QMS 審査における英国の主席専門家で、 ISO 9000シリーズの開発に密接に関わりました。IAF 及びISO TC 176に推薦され、 ISO9001:2000 監視グループに参加して、認証機関審査員のための力量の基準を開発するように後援されました。 ISO9001:2000 審査員の手引きの開発と発行のための ISO/IAF/CASCO 審査施行グループのメンバーです。

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