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IRCA インタビュー

新しいシリーズの第一回で、私たちは IRCA のディレクターのサイモン・フェアリーとISO17024にみる審査と認証における最も新しい問題について話をしました。

問: 要員の認証機関に対する認定の規格、 ISO17024 がどんな影響を IRCA と審査員登録全般に与えると思いますか?

この規格については審査員登録に関わった方から多くの意見が出ています。議論の多くは、私たち審査員登録機関の運営における抜本的な変更の必要性に集中しています。しかしながら、 私は「抜本的」という言葉がこの規格に結びつくべきか確信がもてません。17024の第一の影響をトレーニングを強制的な要求事項としないこと、審査員の力量と特性の独立した評価に力点をおくことと見ています。これは17024の興味ある部分であり、非常に興味深い課題と潜在的な機会を提示するでしょう。

審査員の力量は、最近 ISO19011 で審査員が持つべき特性として定義されました。そこで 私たちに残された決定すべき課題は、いかに個人の力量と特性を評価するかです。それは利害の衝突を取り除き、独立して考慮するために、トレーニングから十分に切り離された有意義な方法で行われなければなりません。そして費用効果が高く、すべての利害関係者にとって受け入れられる費用の範囲でなければなりません。

この業界の中には、認証のモデルを完全に作りかえるべきだと提唱する人もいます。トレーニングコースの仕様と管理を排除し、審査員の力量の評価または試験に重きを置くことが含まれています。私はこの根本的な作り直しが必要かどうか確信がもてません。顧客が要求しているものとの両立性について私は基本的な懸念を持っています。

問: IRCA は全くの変更をしないことを提案しているのですか。

ISO17024 の 定義と解釈に焦点を置き、いかにこの変更に対応していくか考えすぎる前に、一歩さがって全体像を見て自分自身でいくつかの基本的な質問を問うべきです: IRCA は 現在行っていることを変えるであろうか。 

まず、私たちの現在の方法が12000人の審査員と数えきれない認証機関によって価値を認められた業務を供給していることを認識し、受け入れるべきです。力量を認証するか、資格を認証するか、受け身中心かその反対かといった議論は主として非現実的です。

しかし、 ISO17024 は 価値 があり、審査をする力量があるかどうかを計るために、もっと効果的で独立した方法を今一度探すこと促していることに気づきます。しかし、私たちが審査員を登録するために一般的に効果的で、また同時に費用も許容範囲内での新しく抜本的なモデル を考案できると想定するのは難しいかもしれません。

また、 ISO17024 は 審査員登録の認定の為に特別に作られたのではないことを認識しなければなりません。ガス整備工 から財務顧問まで要員の認証の全ての状況を意図されたものです。私たちはその適用を最も厳しい解釈のもとで受け入れるべきです。審査という特に主観性の高い業種特有の限界とは整合性が見出せないかもしれません。

問:ISO17024 の要求事項と市場の準備している支払いとの間に格差があるかもしれない、そしてそのことがIRCA のやり方に影響を及ぼすことを示唆しているのですか?

私たちは注意しなければならないことを示唆します。現在のモデルは インプットに重きが置かれています(図1を参照)。私たちの前提はいつもインプットを管理することにより、望まれる結果(力量ある審査員)を得ることでした。

図1 

インプット








評価プロセス

アウトプット

申請には次のことが含まれます: 

教育

関連する業務経験

審査員トレーニングと試験

審査経験

 

登録の決定

時の流れに絶えたモデルです。完璧ではないかもしれませんが、効果的なものです。現在のモデルでの鍵となる要素は効果的な審査員トレーニングと試験 です。 IRCA が近年力を注いできたのが、学習の方法論の改良であり、今後もこれを続けていきます。

一つの例は 最近発表した加速学習方式と新しい順応性のある学習モデルです。

審査員の試験の点から見て 私たちは受講者が審査員コース終了のあとで知識をテストするために受ける試験を計画し管理する唯一のトレーニング認定機関です。これは私たちがほかのトレーニング認定機関よりも試験においてより完全性と質の高さを優先していることを示しています。しかしながら、私たちは力量を試験するために もっとできることがあるのを 認識しています。そして ISO 17024 はこのことに力点を置くことを私たちに要求しています。

私たちに警告を与える ISO17024 に対する一つの反応は、インプットをもとにした 力量の評価を排除し、代わりにトレーニングのプロセスや他の必要条件のインプットに何の規制も持たない力量の単独審査にたよるモデルを導入するのに飛びつく熱狂です。

図2

インプット

 




評価プロセス

アウトプット

申請には次のことが含まれます:

試験の合格証明書

 

登録の決定

数多くの理論にあるように 「試験のみの」アプローチは文書の上ではよく聞こえるかもしれませんが、 経費と現在の施行に避けられない変更をもたらす混乱が当然起こるにも関わらず、これが利益をもたらすというふうに、 IRCA はどうしても考えるにはいたりません。私たちは、二つの理由をもとに、トレーニングのプロセスの管理を維持するための討論が続くものと考えます。

トレーニング、教育、業務経験、審査経験を含むいくつかの条件を提唱する ISO19011 に基づき、仕事をしてきました。これらのパラメータ-は、いかなる新しい、または改定されたプログラムの中にも残っていくことが望ましいと考えます。

第二に、トレーニングコースの認定業務を維持することにより、私たちはリスクを効果的に管理することができます。プロセスのうち、試験の段階のみを管理することではリスクが高すぎます。もし管理が十分に堅固 でなければ プロセス全体が手抜きと悪用にさらされ、力量のないものを登録してしまうことになるでしょう。私たちの見解では、消費者が審査員登録プロセスのアウトプットの完全性に信頼をもち続け、私たちがこのことを審査員トレーニングの部分への管理を維持することにより行うことを維持することが重要であると考えます。 

ですから、 ISO17024 の結果として私たちの行う変更が、現行のトレーニング機関の認定とそのコースの提供を認定することをやめることとは、ほとんどありえないことです。 

私たちが考察する必要のある一つの要素は、ISO17024 によって要求されているように、トレーニングとは独立させた、力量の試験をいかに行うかです。私たちが現在していることが実際に力量をはかるためのものであることを認定機関に納得させるためにわたしたちができることが何であるにしろ、それはまだ決定されていません。コースの認定から大きく離れることは私たちは予想していません。しかし IRCA が ISO17024 を満足させるプログラムの開発を考慮することはないと思いますが、認定を追い求めることはないでしょう。

認定をいかに真剣に考慮することがあっても、私たちは、審査員登録機関としての私たちの重要な役割が何なのかについて明確である必要があります。認定されることが重要なのか、それとも審査登録と適合性審査業界のニーズに合うサービスを提供することが大事なのかということです。もし二つに互換性のない場合  認定は遠くにおく2番目であることを IRCA はいつも明確にしてきました。

私たちは、認定という傘に含まれる形での審査員登録業務に価値を見出していることを強調させてください。過去において審査員登録に不熱心であった認定機関が 同じように考え、建設的で現実的な方法で 17024 の適用と遂行を解釈する傾向にあることを望みます。

産業としての認定業務は、やっかいな諸課題に直面しています。歴史的にもイデオロギー的にも、ともに作業をしない理由により、ビジネスや産業に付加価値を与え、認定された認証というものが全盛期を終えたという認識に対抗するとても有意義な目標を私たちが達成するのを妨げるだけです。 

UKAS との私たちの初めての討議は、喜ばしいことに前途有望です。 UKAS とともに私たちの審査登録モデルの見直し作業を楽しみにしています:第一に、ビジネスや産業の私たちのサービスに対する要求に対して、第二に ISO 17024 の要求事項に対して。

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