IRCA インタビュー
IRCA ディレクタ-、サイモン・フェアリー、インタビュー記事 第 2 弾、
10 年間を振り返り、 IRCA と認証業界に起こった変化について語ります。
ここ 10 年間 IRCA を運営していらっしゃいましたが、この間見られた変更点についてお話いただけますでしょうか?
私は 1994 年に IRCA の運営のために任命されました-私の赴任そのものがアプローチの変更を印したと思います。ただし忘れてはならないのは、組織はその時までにすでに
10 年間の活動の実績がありました。 IRCA はその初め;認定された認証制度全体が 1980 年台初頭にようやく動きはじめたばかりのころから、存在していました。このようなことが言える組織は全世界でもほんのわずかだと思いますので、古く歴史においては私たちには誇るものがあります。
もちろん、私が IRCA のディレクターであるこの間すばらしく大きな変化がありました。まず大きな変化として:私たちの名前が変わりました。最初の
10 年間は審査員登録理事会、 the Registration Board for Assessors (RBA) という名前でしが、私の赴任後すぐに、変更されました。理由は一つに
RBA という略語はもう一つのあまり知られていない認証機関と簡単に間違えられて混乱したということ、また一つに名前の「理事会」という部分がもはや適用されなかったからです。
しかしながら、基本的には私たちの国際的な影響力の増大に合わせて変更しました。覚えているのは、名前に「国際」を含むことを日和見主義者とか傲慢であると考える幾人かの人達に非難されましたが、
10 年後には登録の 80 パーセントは UK 以外の 105 カ国からのもので、私たちは本当にもっとも国際的な機関であります。
過去 10 年間どうしてそんなに多くの変化があったのでしょうか?
3 つの主な要因をあげることができます:
- まず初めに、現在では審査員は自分の力量を正式に認めてほしい場合には選択の幅が開けています。 IRCA がはじまった時にはまさしく「
the 」審査員登録機関であったわけで、私たちの当初の課題は寄せられる申請を上回るだけ速く処理することにありました。審査員にはほかに選択の余地はほとんどなく、当初は私たちのサービスの質はもっとよくてもよかったということを認めざるをえません。競争からくるプレッシャーもなく自己満足になり易かった、ですが現在の状況ではまったくありません。
最も大きな変化の一つが審査員登録機関の数の増加です。現在ではほとんど各国に一つのような割で、その多くは IRCA のバリエーションのような名前の
MRCA, BRCA, JRCA などで、私たちはこれは称賛だと思っています。興味深いのは、審査登録機関の増加は、 IRCA への登録数にはほんのわずかな影響しかなかったということです。調査によると多くの審査員は
2 つ、つまり自国の機関と IRCA と両方に登録しているという事実です。 IRCA への登録がどれだけの価値かを示しているのかと思います。
- 最近の変化を引き起こした第 2 番目のきっかけは、インターネットです。競合をもったことで私たちはかけるお金に見合う価値というものを細かく、特にこの
3 年間注意して見ることになり、このインターネットという側面にかなり投資をしてきました。インターネットにより私たちの効率や効果が上がり、登録審査員の方々とのやりとりが
10 年前には想像もできないものになりました。
最近着手した多言語でのウェブサイトにより審査員および登録に関心をもつ方々に登録するのに、また皆さんの専門家として活動する上で必要な情報のすべてやニュース、最新情報を提供できるようになっています。またサイトでは、オンラインでのお支払い、審査員の検索、登録情況の確認といったインターアクティブな特徴を提供する基盤も準備されています。
IRCA のウェブサイトは、 IRCA と審査員や教育機関などの関係者との相互交流がこれからも益々盛んになる上で基本的な役割を担っていくでしょう。インターネットとウェブの技術が私たちの審査員やその他の関係者との
IRCA のコミュニケーション能力にもたらしたプラスの効果については強調しきれません。
10 年前までは多くの海外に在住の審査員は返答を受けるのに 3 週間であればと希望していました。今ではこれらの国々の審査員と電子メールでリアルタイムで当たり前の対話をしています。一つの結果として期待も増大しましたが、私たちの能力もそれに追いつけるようになりました。
- 変化の第 3 番目の理由として大きいのは、規格の国際化が進んだことです。認定された認証産業はそれ自身で今や年間何億ポンドも販売し、世界あらゆるところで運用されています。そして、もし認証と規格が世界貿易に与える影響を考えると実際その大きさは何十億ポンドにもなるでしょう。
現在の状況をスタートされたを BS 5750 がほんの 1987 年に国際規格となったことは思えば、世界が認定や第三者認証を受け入れたそのスピードと醍醐味を表しています。
IRCA は 1985 年に初めて UK 以外の審査員を登録しました。今では登録の 80 パーセントは UK 以外の国々の審査員です。
ISO 9000 は産業界を通じて国際的に貢献しているマネジメントシステム規格の範囲のほんの1つです。
10 年後 IRCA はどんな姿をしていると思いますか。
水晶玉をのぞく( 未来を予測する)ことはすべての組織トップが実行を要求される技術ですが、 10 年後の未来を見ることはたぶん困難すぎます。私が自信を持ってできる
1 つの予測は IRCA に新しいディレクターが赴任していることでしょう!
組織として、私たちは多くの課題に直面するでしょう;あるものは競合から、あるものは私たちが稼動する環境の変化によって引き起こされるものとあるでしょう。しかし認定認証において、また規格そのものの発展のなかで引き続き主要な役割を担い続けているでしょう。
サイモン・フェアリーはIRCAのディレクターです。