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よりよい審査員となる

多くの審査員にとってその仕事は多大な要求を課すものとなっています。増えていく書類作成の仕事と同時に、一方では、審査員が勤める組織の顧客が規格の要求事項に適合していないと判断しなければならなことがあります。強いストレスと仕事への満足感の減少に悩むなか、 James Smith 氏は尋ねる:審査員にはどんな対人関係にかかわる技能が必要か?

ISO 19011で は、倫理的行動、公平さ、職業的専門家として正当な注意、独立し証拠に基づいたアプローチといった数多くの原則が強調されています。規格はつづいて人格的特質について述べ、その内容は、審査員が審査を原則にのっとって実施できるように以下について記述しています:

  • 倫理的
  • 偏見がない
  • 外交的
  • 明敏である
  • 洞察力がある
  • 柔軟である
  • 粘り強い
  • 決断力のある
  • 自立的

しかし、これらの技能と並んで、よい審査員に必要とされる特質や特性が他にもあります。

証拠を収集する能力

すべての審査員は、審査の証拠を収集することができなければなりません。環境の審査では、五感を用いながら多くの証拠が収集されます。 探究心旺盛なスタンスで実際何が起きているのかを見つけ出したいのいう意欲が要求されます。 審査員はまた幅広いトピックを取り扱うことができ、あらゆる様式の質問をすることができる必要があります。 焦点をたもち審査と直接関係しない領域に逸脱することがないことが重要です。

証拠の仕分けと意思決定

審査の証拠が収集されたら、関連するものと関連しないものを仕分けする必要があります。 審査の証拠を評価する段階では、意思決定を行うプロセスもあります。 これは通常、審査が実施された基準となります。規格であり、クライアントの文書化されたマネジメントシステムです。 このプロセスは分離して行われ、審査の最終にクライアントにフィードバックする前に行われるでしょう。

実態をまとめあげる

審査員はシステムを理解し、それがどのように機能しているのかが理解できる必要があります。 このことにはクライアントのマネジメントシステムと組織、その中における鍵となる特徴の実態をすばやく頭に描き出す能力が要求されます。 そして良い審査員は、クライアントのマネジメントシステムの中でその原因と結果のつながりを解明できるはずです。 これはまた審査の計画のレベルでもあります。審査の計画をまとめあげるには審査の流れと論理的な物事の順序だてを理解していることが要求されます。

人を扱う能力

審査員には、対人関係における技能が必要とされ、あらゆる人々を扱うことのできる能力が必要です。 多くの被審査者にとって審査員は怖い存在であり特に歓迎される存在ではないかもしれません。 ですから人々をリラックスさせ、被審査者の視点から状況を理解することができる能力は重要な特質です。 また、審査員が尊重の意を示すことも重要です。 究極のところ、審査員の時間にかかる費用の負担は、被審査者がしています。

審査の管理

すべての審査は、動的であり審査される組織ごとに独特な要素を含みます。 審査員は、審査プログラムに照らし合わせながら審査のプロセスを管理する能力があることが必要です。 すなわち、プログラムに対して審査の速度が適切であることを確実にすることです。 この速度は、審査チームとクライアント組織が絶えうる範囲で設定される必要があります。

洞察と直感

多くの審査員は組織に一歩足を踏み入れ、短時間でその組織の状況を本能的に理解する能力を持っています。 審査の所見を考えるとき、よい審査員は組織内の様子を総体的に頭に描き、それが組織の将来にとって何を意味するのかを理解できるようにすることができるでしょう。

ルールを順守して

すべての審査にはルールがあります; 審査の実施に関するマネジメントシステム規格の条項内のルールから組織自身のルールまで。 よい審査員はそれらのルールを理解し、まちがいなくそれらが順守されるようにする必要があります。 このことはある特定の条項の特定の要求事項の理解不足によって生じていることがよくあります。

リーダーシップ

リーダーシップは明らかに主任審査員に必要とされる特質です。 よい審査チームリーダーは審査の実施に必要とされる多くの技能に関して達成しており、これを他者に実証する能力をもっている人です。

クライアントに決めさせる

組織があるレベルまで熟達すると、もっともよくわかっているのはクライアント組織であると考えることを好み、そのようなクライアントしはそのように指示し始める審査員があります。 実際、審査員は単に行われていることの実際を正確に描写して示しているわけで、次にとるべき方向を選択し決定して進むのは組織なのです。

人格の開発プログラム

上記の特質についてある種の評価を行い、自分の長所と短所を分析してみるのもよいでしょう。 たとえば文字通り決まりを順守するのが得意かもしれないが人と交わりうまく仕事をするのがあまり得意ではない人もいるかもしれません。 また審査の証拠を見つけるのはうまいが、それを全体像に結び付けて考えるのが得意ではない人もいるかもしれません。

ほとんどの審査員は、フィードバックを受け取るので、この情報は、自分の長所と短所がどこにあるのかを発見するという意味で有用になります。 変わるための計画をたてることが重要な第一歩です。 正しい方法、間違っている方法というものはありませんが、重要なことは自分が達成したいと望むことを明確にする計画をもつことです。

筆者、James Smith について

環境審査に15年の経歴。 IEMAにおいてプリンシパル環境監査員、ISO 14001 主任審査員としてメンバー登録。 環境専門職につく前は石油化学業界にて認定技術士として勤務。 法規制の順守評価に関する指示を含め幅広い分野の組織にISO 14001 コンサルティング、審査およびトレーニングサービスを提供する。 筆者への連絡は、以下にアクセスください。 james@sustainabilityconsultants.com

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