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統合へのカウントダウン?

前版のINformで、「ホットトピック」(最新の話題)という意見募集のセクションを始めて設置しました。前回の質問は「5年以内にほとんどの審査員は、個別のシステムではなく統合マネジメントシステムを審査していると思いますか」というものでした。非常に多くの回答が寄せられましたが、その中で最も確実性が高いのはUnified Management SolutionsのIan Dalling氏の意見でした。

私は、統合マネジメントシステムが標準になると信じています。それは良識ある組織がたどる進化プロセスの当然の結果です。組織は習得した知識に基づき統合マネジメントシステムの利点を理解しています。知識の習得には2パターンあり、どの種類のマネジメントシステムにもついていくための習得と、遅れをとることへの恐怖心に動かされての習得です。前者の場合はもっとも成功しますが、後者は最大限の益を得ることはできません。

組織のマネジメントの本質は、チャンスを最大限に活用しリスクを最小化することです。これを達成するための鍵となるのは、組織の資産やプロセスを管理しガイドするために用いる正式なマネジメントの整備です。この整備は、品質、安全、衛生、環境、セキュリティ、倫理や社会責任などに関する目標を達成し、ステークホルダーを満足させるような仕方で実施されます。組織の一部分だけではなく、組織全体という規模での業務改善を考えると、正式なマネジメント整備を細分化すること意外に納得のいく方法は聞いたことがありません。

しかし、統合の機会アセスメントとリスクアセスメントの結果の管理は多岐にわたるので、管理方法を定め、容認し、審査するための専門家集団が求められます。一例として、原子力発電所のマネジメントの一面を考えても、臨界、放射線粒子、放射性危害などを安全にマネジメントする方法はそれぞれ全く異なるため、必然的に多種多様にマネジメントを管理する必要があります。しかしながら、一つの統合マネジメントシステムがあれば、上記に述べた危害やどのような種類の機会やリスクであれ、人や環境と相互作用のあるものを一緒に評価することができます。

利益を生む

統合マネジメントシステムには最低以下12のメリットがあります:

  • 余分がなく付加価値を与える必要最小限のマネジメントシステムがより簡潔になる
  • 簡潔化と統一化によるコミュニケーションの強化
  • 遵守がさらに容易。違反が減る。ストレス軽減と独創性をより引き伸ばすための雇用主参画とオーナーによる指導の活性化
  • より優れた機会とリスクの問題解決とマネジメント
  • ステークホルダーの理解と満足が高まるトレーニングの効果と速度の向上とトレーニング需要の減少
  • 認証サーベイランスを含むモニタリングの回数減少(審査と検査)
  • マネジメントとプロセスの透明性の改善とそれに起因するマネジメントレビューとアクションプランの効率と有効性の向上
  • 変化の原動力が勢いを増し、最適な組織発展をサポートする
  • ビジネスエクセレンスモデル、TQM、Investors in People(投資家が選ぶ優秀経営会社)、6シグマ、ISO規格や規制など改善のイニシアチブの実施と利益の向上
  • 競争性とビジネスセキュリティの強化
  • 低コストで収益性を向上させ、生産性と独創性を改善

マネジメントシステムにおけるこの進化は最新鋭の進んだ企業内で見られ、以下からの外的刺激は少ないという点も注目すべきです:

  • BSI とISO:同機関による統合マネジメントシステムの開発はスローペース
  • 多数のマネジメント機関。ほとんどは依然として全体のマネジメントの単なる一面のみサポートすることに焦点を当てている
  • マネジメントシステム認証機関。受動的に統合マネジメントシステムのための統合審査サービスの需要を生み出すために躍起になっている。
  • 教育機関。考え得るあらゆる科目に学位を付与しているが、統合マネジメントにはまだ学位を与えていない。

マネジメントシステムの細分化は、努力の甲斐なくマネジメントとプロセス管理の最大活用の失敗にいたります。統合により主要な改善が可能な限り実施され、組織が競争の優位性を持つ以上のものをもたらします。統合マネジメントによりビジネスの効率と有効性が上昇することで、マネジメントプラクティスが進化し、徐々に統合されるようになり、統合が統合を引き起し、将来的にはマネジメントが統合されるのです。

著者について

Ian Dalling氏は統合マネジメントを専門とするUnified Management Solutionsのディレクターです。同氏のメールアドレス: ian@unifiedmanagement.com 

統合マネジメントに関心を持つ方はIQAの統合マネジメントグループ(special interest group on integrated management)にご参加いただけます。詳細はこちらをご覧ください。www.iqa.org/integrated/index.shtml

 

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