食品安全を取り巻く状況とISO 22000 の改訂

食品安全マネジメントシステム規格 (ISO 22000:2018) の改訂が進んでいます。この改訂は世界の食品セクターにとってどのような意味をもつのでしょうか?

食品安全を取り巻く環境

2017年8月、日本では、お総菜屋のポテトサラダが感染源とみられるO-157の感染が世間の耳目を集めています。一方、欧州は今、殺虫剤で汚染された卵が大量に、広く流通するという欧州のフードチェーンのシステム全体に関わる新しい食品スキャンダルに揺れています。

EU は食品安全に関する新たな問題発覚を受け、危機対応会議の開催をアナウンスしました。各国の国民は、自分たちが食べるものが安全であるかについて、だれを信用したらよいのか、同じく欧州を舞台とした馬肉スキャンダルのときと同様、再び疑惑の中に取り残されています。

殺虫剤で汚染された何百万もの卵がサンドイッチ、サンドイッチの具材、サラダやその他の卵製品の製造工場で加工されていたことが発覚しました。ところが、今回の件でとりわけ憂慮されるのは、どうも規制当局は昨年の11月時点ですでにこの問題に気付いていたにもかかわらず、何の対応策もとらないと決めていたらしいということです。

一連の手入れや逮捕がおこなわれ、現在、EU各国はこの事故に適切に対処できなかったことについて非難合戦を繰り広げています。英国食品基準庁 (FSA) はフードチェーンから流入した汚染食品の数を大幅に低く見積もっていたことを認め、さらに、汚染食品の多くはすでに消費されてしまっているとしています。

残念ながら、自分たちが食べているものがすべて安全であると保証することは不可能です。今日ではサプライチェーンは著しく複雑化しており、国境の壁や規制の制度を縦横無尽に行き来していますから、食品製造及び輸送プロセスのどの段階でも間違いが起こる可能性があるのです。

ISO 22000 の改訂

これが2005年にISO 22000 食品安全マネジメントが策定された背景です。現在、ISO 22000 の改訂が進んでいます。CQI|IRCA の食品安全エキスパート Ian Dunlop がこの国際規格の改訂におけるもっとも重要な変更点を説明します

ISO 22000 改訂レポートをダウンロード

CQI|IRCA の食品安全エキスパートである Ian Dunlop のISO 22000 改訂レポートを
ダウンロードしましょう

登録審査員サービス

「IRCA登録審査員/監査員専用サービス」のご利用は以下の「Log in」ボタンよりアクセスしてください。


「登録審査員サービス」への登録がお済みでない方は、IRCAジャパン(ircajapan@irca.org)までご連絡ください。


ご登録情報の変更はこちらをご確認ください。
Log in