注目企業-北陸電話工事株式会社

IRCA のOEA (審査員雇用組織制度) を利用している北陸電話工事株式会社に、内部監査チームをどのように管理しているかについてお話いただきました。

北陸電話工事株式会社は、1949年11月の創業以来、半世紀を超え北陸エリアを中心とした電気通信設備の基盤の構築に携わってきました。同社の品質保証標準化推進担当部長の小坂秀樹氏に、内部監査員をどのように教育し、管理しているかについてお話を伺いました。

どのようなマネジメントシステムを、どのような目的で運用されているのでしょうか?

激変する情報通信分野における競争と変化に対応できる安定した経営基盤を確立することはもとより、企業の社会的責任を果たすためにコンプライアンス (法令遵守) の徹底を図るとともに、品質マネジメントシステム (ISO9001)、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS18001)、情報セキュリティマネジメントシステム (ISO27001) の各規格の共通部分を統合した、統合マネジメントシステム (IMS)として運用し、良質なサービスの提供を通じて、「株主」「お客様」「お取引先」等から信頼され、発展し続ける企業グループを目指しています。

内部監査員の新規育成と構成について伺いたいのですが?

管理者層レベルの幹部候補に内部監査員研修をおこなっていますが、これはそういったレベルの従業員の管理能力を向上させるという目的のためもありますが、内部監査員の年齢構成を釣合のとれたものにするためでもあります。現在、内部監査員 (50名) の88%が50歳以下ですが、62% が課長レベルあるいは部長レベルの管理職です。

内部監査員の選出基準と、どのように力量を確保しているかについて教えてください。

内部監査員の範囲に限定なく、会社方針に基づく人材育成 (中堅幹部候補) の手段として内部監査員 (各組織の長、品質、労働安全衛生及び情報セキュリティそれぞれの管理責任者の推薦:各部門から1名:社員数10人に一人を基準) を育成しています。

新規内部監査員の育成については、自社で開発した「新規内部監査員育成コース」(3日間)を実施し、コース条件をクリアした受講者には、社長より直接「内部監査員」として任命(服務指定により)されることになります。それは、内部監査員自身に自部門の方針管理(課で具現化した取り組み)、プロセスアプローチ(指示事項の正確さ、仕事を効率よく実施、報告内容の証跡)など自社に沿ったマネジメントシステムを理解させ日常業務を行っていくかが重要と考えてきたからです。

研修終了者には、年度教育・訓練計画に沿って、階層別に各コース (方針管理、TQM入門など) へ派遣し、専門的な知識の習得、他企業様から派遣された担当者との情報交換などを行っています。

内部監査をどのように貴社の企業文化に取り込んできたのでしょうか?

計画的な内部監査員育成(管理者候補を意識した)によって、監査員の立場、被監査部門の対応者として取り組むことになり、日常業務に沿った視点で検証することで身近な問題、重要な問題の改善に繋がってきていると思っています。

また、内部監査員が管理者層 (係長含む) であることで、内部監査に対する違和感が拭い去られ定着してきている要素と考えられます。

IRCA のOEA組織になった目的について教えてください?

目的としては、まず、社員(登録者審査員)のキャリアステージ構築です。プロ意識が向上することにより、質の高い監査の実施が期待されます。2番目に、国際標準化された規格、審査手法の専門情報/知識/スキルを習得することで、外部審査の際に適切な対応ができるようになります。3番目に、自社が実施した監査をIRCAに評価してもらうことにより、内部監査、二者監査の実績が審査記録として認められるので、審査員等への昇格が可能になりモチベーションが向上するということがあります。4番目に販促資料や企業情報にIRCA のOEA 用のロゴが使用できるので、他企業と比較して信頼性の向上に役立ちます。5番目に、OEA になると登録人数に応じて年間登録費が割引されるのでコストが低減できます。最後に、連絡担当者が一括して登録及び維持更新の手続きを行うので、個々の審査員の手間が削減できるということもあります。

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