企業向け 団体登録 OEAプログラム

団体登録 OEAプログラムとは

IRCA OEA制度とは

OEA(Organization Employing Auditors)は、複数のIRCA審査員/監査員を計画的に登録、育成、配置し、クオリティの向上や競争力の強化に取り組む企業向けの契約制度です。クオリティ関連職務を担う人材の育成や、内部プロセス、審査員/監査員の力量、サプライチェーンの管理を確実にしたいと考える組織が参画をしています。

この制度の導入目的は、組織の内部監査や二者監査がIRCAの登録要求事項に沿って認められる監査であることを検証することです。これにより、IRCA登録の昇格申請の際に実績として認められる監査を行うことができます。


また、上位グレードに登録する人材を増加させ、組織のクオリティ維持・向上を目指します。同時に、クオリティに関する力量を身に付けるためのCPD要件を各組織内で設定し、組織の機能と個人の力量を計画的に向上させる仕組み作りを促進することも可能です。

審査員/監査員の技術向上に加え、優れたガバナンス、堅固な保証、継続的な改善によって支えられるクオリティ機能を強化するために、CQI IRCAが持つ多様な情報資産やネットワークを最大限に活用できるようにIRCAジャパンのOEA担当者がサポートいたします。


組織のクオリティ活動のグッドプラクティスをグローバルに発信し、国際的にステークホルダーからの信頼を獲得し、クオリティブランドの構築を促進する役割も積極的に担っています。

step
1
Join OEA

OEA導入準備

  • IRCAジャパンによるOEA説明セッション
  • 社内の合意形成
  • 秘密保持契約書の締結
  • OEA制度に関する事前説明書兼申請書
step
2
Technical
Session

技術ミーティング

  • 審査/監査活動レビュー
  • マネジメントシステムや組織図のレビュー
  • 内部監査・二者監査レビュー(必要な場合)
  • 昇格基準の設定(必要な場合)
step
3
OEA Contract

OEA契約締結

  • OEA契約締結
  • IRCAホームページ掲載
step
4
Start OEA programme

OEA活動開始

  • 登録メンバーの昇格促進
  • カスタマイズされた認定研修に関するご相談
  • CPD実施計画・運用・ご相談
  • OEAミーティング(不定期)
  • 活動取材・媒体掲載
  • 活動事例共有

OEA導入組織に提供される主な支援やメリット

(審査員・監査員育成の促進支援)

  • OEA企業の内部監査基準、二者監査基準に沿った監査実績を評価し、IRCA登録昇格の実績として認めることが可能です。個人登録の場合、個々の評価となりますが、OEAの場合、テクニカルセッションで組織が行う監査として評価を行い、OEA登録メンバーは都度監査報告書等書類を提出する必要はなく、昇格申請をすることができるため、自組織の上位グレード登録者増加に寄与します。
  • 継続的専門能力の開発(CPD)の計画策定と進捗管理に関わる組織的な運用体制の構築を支援し、IRCA CPDスキームの有効活用を促進します。
  • 社内のクオリティ関連職務に要求される力量と、CQI Profession MapやIRCAグレード要件とベンチマークすることを支援します。
  • 審査/監査業界及びISO規格における最新の情報、継続的な専門性の啓発を行うために取りまとめられているCQI IRCAの多様な専門情報を人材育成のためのCPDとして活用することができます。
  • カスタマイズが必要な社内の審査員/監査員研修を実施することができる認定研修機関のご紹介をすることが可能です。

(ネットワーク)

  • OEA組織へ各種イベントをご案内しています。異業種含めた他企業のベストプラクティスが共有され、相互の組織の力量向上がなされ、各組織のOEAメンバーの力量向上に役立っています。同じイベントに参加することでクオリティに対する意識向上が促進されます。
  • IRCAジャパンとのセッションを通じて、IRCAの登録基準に即した監査活動や登録審査員/監査員の育成に関する他社の事例をご紹介をすることができます。

(ブランディング)

  • 弊社Webサイト及びCQIのウェブサイトへの企業名の掲示がなされ、対外的にIRCA OEAとして認知されます。OEA制度を採用している組織として、優秀なマネジメントシステム審査員/監査員を雇用し、育成していることを周知する手段となり、優れたクオリティ人材や、取引機会の確保及び維持に効果的なツールとなります。
  • クオリティの思想的リーダー(Thought Leader)として認知され、クオリティに専心する企業として認知されます。
  • 顧客を含むステークホルダーにクオリティの維持向上や、審査/監査に真剣に取り組む組織であることを示します。

(その他のメリット)

  • 登録申請手続きや年会費のご請求などが企業単位で一本化され、登録人数(スキーム数)により年間登録維持費用の割引が適用されます。
  • OEA組織に所属する審査員/監査員の新規申請費や昇格費が無料です。
  • OEA組織ごとの登録担当者が対応するため一貫したサービスを提供することが可能な体制です。

OEAの声(Voice of customer)

  • 自社のIRCA登録監査員が行う内部監査や二者監査がフルマネジメントシステム審査を実施できる力量がある者が行う監査であることが契約時に評価されるので、IRCA登録グレードの昇格が促進されて、上位グレードの登録者が増加した。
  • IRCA登録をしている監査員が多く所属する組織として、対外的に組織の力量証明が可能となったため、内部監査員のモチベーション向上につながっている。
  • OEAの団体登録の仕組みを活かして、CPDを組織に所属するIRCA登録者全員に対して計画することができている。また、IRCA登録者向けに提供されるさまざまな情報やイベントを活用することで、力量のフレームワークに基づく組織に所属するクオリティ人材の力量開発を体系的に構築することに繋げることが可能である。IRCAはCPDに対する考え方が柔軟であるため、力量開発に欠かせないソフトスキルの研修もCPDとして認めてもらえることが非常に助かる。
  • 海外企業との新規取引において、IRCA登録者を多数所属させ、育成していることの証明としてOEA制度を導入していることがクオリティに真摯に取り組む組織であることの力量証明として役立っている。
  • 海外サプライヤの監査において、マネジメントシステム審査/監査のプロフェッショナルであることが示されることで監査協力を得やすい。
  • IRCAと共に、OEA向けのCPD実施方法を年次で計画、検証することで効果的な育成のしくみが少しずつ確立してきている。
  • テクニカルセッションを通じて、自社の監査活動の見直しや、規格改訂時の監査プロセスの変更などに役立っている。

IRCA審査員/監査員の
申請手続きに関する
お問い合わせはこちら