移行コース

IRCAは、規格改訂に伴う審査員登録の移行について、 内部監査員補、審査員補を含むすべてのグレードの登録者に「移行コース」を合格修了することを義務付けています。現在規格改訂等に伴う移行コースの合格修了を要求しているスキームは 1つです。

該当するISO 20000-1:2018、ISO の規格改訂に伴うITSMSの審査員/監査員に対する移行トレーニングの要求事項がそれぞれ対象者向けに発表されています。

* ISO 9001:2015、ISO 14001:2015、ISO 45001: 2018、ISO 22000:2018 の移行期限はすでに終了しており、移行コースの開催の予定はほとんどありません。移行をご希望の方はIRCA ジャパンにご相談ください。

* ISO/IEC 27001:2022及びISO 22301:2019 の移行については、認定移行トレーニングコースの開催はありません。規格改訂に伴う各種トレーニングへの参加、読書、あるいは関連の勉強会、実務、その他、 ISO/IEC 27001:2022もしくはISO 22301:2019 に関する力量を裏付けるCPD の記録をご提出ください。ご提出いただいた資料を専門のテクニカルアセッサーが評価し、登録移行の確認をします。詳しくは IRCA ジャパンにお問合せください。

移行コースの対象者

• ITSMS ISO 20000:2011 の全登録グレードの審査員 (Internal Auditor/ Associate Internal Auditorを含む)
• OHSMS IRCA OHSAS18001の全登録グレードの審査員 (Internal Auditor/ Associate Internal Auditorを含む)
• FSMS ISO 22000:2005 の全登録グレードの審査員 (Internal Auditor/ Associate Internal Auditorを含む)
• QMS/EMS IRCA 全登録グレードの QMS 及び EMS 審査員 (Internal Auditor/ Associate Internal Auditorを含む)

※ 注: QMS (ISO 9001:2015) 、EMS (ISO 14001:2015)、OHSMS（ISO45001:2018）、FSMS（ISO 22000:2018）、ITSMS(ISO 20000-1:2018) については、すでに移行期限が終了しているため、現在、移行コースは実施されていません。移行をご希望の方は IRCA ジャパンにご相談ください。

移行コースの構成

• Annex SL（付属書SL） を網羅するためのモジュール（モジュール1）
• 各規格に適用できる審査技能を網羅するためのモジュール（モジュール2）

※ モジュール1は各規格共通です。いずれかの規格移行のために受講済みであれば、再度受講の必要はありません。

※附属書SL 準拠のマネジメントシステム (ISO 27001:2013、ISO 9001:2015、ISO 14001:2015、ISO 45001:2018、ISO 22000:2018) のIRCA 認定審査員トレーニングコース (5日間もしくは3日間) を受講している場合、モジュール1を受講する必要はありません。該当するかご不明の場合は IRCA ジャパンにお問い合わせください。

※ モジュール1とモジュール2を個別のコースとして開催している認定研修パートナー機関と、この2つをミックスして1つのコースとして提供している認定研修パートナー機関がありますので、ご自身のご都合に合うところを選ぶことができます。

＞＞移行に関する登録手続きについて

（移行登録までの概要フロー）

• CQI and IRCA認定 移行コースを受講します。
• 移行申請書及び受講証明書（コピー）を移行申請フォームを使用してお送りください。(規格の移行申請は無料です。)　IRCAジャパンにて内容を確認し、ご登録者の登録規格をアップグレードいたします。
• 移行手続きが完了いたしましたら、IRCAジャパンより、書面及び登録カードを発行いたします。