IRCAの評価登録制度は世界共通の基準に基づいて行われており、グローバルで認知され、通用する唯一の審査員/監査員登録であるということが、最大の魅力です。また、日本のみならず、国際的な知見や事例など、国際専門非営利団体ならではの充実した情報と、国際的なネットワーク資源を活用できる点も大きな魅力です。
01世界共通の基準を満たす審査員/監査員として認知
IRCAでの登録は審査員/監査員に要求される力量の世界水準を満たしていることを意味します。また審査員/監査員の評価登録において世界で通用するのは、IRCAでの登録のみです。CQI and IRCA認定トレーニングや審査員/監査員の評価登録は世界共通であり、IRCAで登録していれば、世界のどこの国においても、同等の力量をもっていると認知されます。
02必要なCPDを自由に計画し実施できるプログラム
IRCAのCPDはそれぞれのメンバー固有のものとされ、自分自身が真に身につけるべき力量を特定し、その目標を達成するためのCPD活動を計画し、実施していくことができます。認証機関に所属する方と企業で内部監査をされている方では身につけたい力量が異なるのは当然であるとIRCAは考え、幅広いCPD活動を認めています。
03国内外のメンバーとのネットワーク構築
コロナ禍の中、欧州圏のみならずアジア圏でも活発にウェビナーが開催されるようになりました。国内でもリモート監査勉強会やクオリティ4.0に関わる意見交換会などメンバー同士のネットワーク構築の機会が増えています。また、独自のディスカッションボード Quality Connect、CQIやIRCAのTwitterやLinkedIn等のSNSアカウントなどを通じて、世界中のメンバーと情報交換や議論の場をもつことができます。
04国外取引先の二者監査を受審もしくは実施の際に有効
世界で通用するIRCAの審査員/監査員登録は在外子会社や海外サプライヤに対する監査や海外取引先からの監査受審の際に役に立ちます。また、国際入札の際にIRCAの登録者がいることが要件になることもあるなど、グローバルマーケットにおける存在感は抜群です。
05多様なクオリティ専門情報と学習コンテンツの取得
IRCAのウェブサイトやCQIのウェブサイト (quality.org)、あるいは季刊
06規格に関する最新の一次情報を入手
ISOの委員会にリエゾンA組織として参加するCQIを通じて、規格開発に関わる意見を提供する機会を得たり、規格開発に関わる最新情報を入手したりすることができます。また、IRCA登録メンバーは、団体に所属する一員として、ISO に対して正式に意見を具申することができる立場にあります。新たな情報は登録メンバーにメールマガジンやウェブサイトのニュースを通じて速やかに伝えられます。
07内部監査や二者監査の実績でも昇格が可能
IRCAでは、第三者認証審査だけでなく、第二者監査、また一定の制約はありますが、 内部監査の実績も昇格の要件として認めています。 第三者認証審査を実施しない、企業内で活躍する監査員であっても昇格することが可能で、Auditor (審査員)、Lead Auditor (主任審査員)、さらにはPrincipal Auditor (プリンシパル審査員)として登録している企業人も少なくありません。
08キャリアに関する情報の取得
CQI IRCAは、登録メンバーのキャリアアップのお手伝いをするオンラインのCareer Hubをオープンしました。コンテンツは現在英語のみですが、仕事紹介のページでは日本企業や外資系企業の日本国内のお仕事の紹介もあります。
09企業向け 団体登録 OEA制度の活用
OEA(Organization Employing Auditors)は、複数のIRCA審査員/監査員を計画的に登録、育成、配置し、クオリティの側面から企業価値の向上や競争力の強化に取り組む企業を対象にした企業向けの契約制度です。 クオリティ関連職務を担う人材の育成に積極的に取り組んでいる組織や、内部プロセス、審査員/監査員の力量、及びサプライチェーンが有効に管理されていることを確実にしたいと考える組織が参画しています。
10SIG 専門家グループへの参加
CQI IRCAでは、特定の業界や、品質活動の種類ごとにさまざまな分野の専門グループ(SIGs: Special Interest Group)が立ち上がっており、経験と関心を有するメンバーが中心となって、専門家同士の学習、情報共有、相互支援を通じた自発的な能力開発の場が存在しており、業界への影響力を高めている事例が多く見られます。現在、サステナビリティSIG、統合マネジメントシステムSIG、審査/監査SIG、デミングSIG、医薬品クオリティSIGなど、発起人の発案によりさまざまな機会が存在しています。英語での参加ですが、国際的な活動で登録メンバーが貢献することができます。
CQI|IRCAに関するビデオをご用意しております。どちらも数分にまとめられていますので是非ご覧ください。
CQI|IRCA 100周年-クオリティの100年(約6分)
CQI|IRCAの果たす役割 ビデオ(約3分)
ご覧のブラウザで動画の再生は出来ませんのでChromeまたはFirefoxでの閲覧を推奨いたします。
IRCAやCQIの組織について詳しく説明をしているページを用意しています。IRCAには内部監査、二者監査含む審査/監査活動をされているクオリティ専門家が全世界で数多く登録されていますので登録している審査員/監査員の審査/監査活動についてもご紹介しています。
CQI (Chartered Quality Institute) は今をさかのぼること、100年前、1919年に設立され、2019年に設立100周年を迎えました。Chartered Quality Institute (CQI) は、クオリティ専門職(クオリティプロフェッション)のためのグローバルな公認機関です。CQI|IRCAは、クオリティの管理能力を開発することにより組織のパフォーマンスを向上させるべく、あらゆる産業分野において実践を進めています。CQI|IRCAは、世界のトップマネジメントと連携し、優れたガバナンスの発展、最適な保証と継続的改善の文化をメンバーシップ、トレーニング、学習とソートリーダーシップ(業界をリードする活動)を通じてサポートします。
このページではCQI|IRCAについてより深く知っていただくためのコンテンツをご用意しています。ご質問はいつでも問い合わせフォームやメール・お電話でお受付をしております。
IRCAは企業内で活躍される、監査員をはじめとする品質、環境、安全や衛生、情報セキュリティなどの業務に携わる皆様を重視しています。企業にお勤めのIRCA 登録者からの声をいくつかご紹介します。
IRCA登録があることを示すと、二者監査先の担当者の対応が違う
IRCAの登録者として、社内で自信をもって関連の業務を遂行できる
IRCAに登録したことで社内において専門家として認められ、自分の意見がより取り入れられるようになった
海外の監査に行く際に、相手方からIRCAの登録が要求されている
名刺にIRCA Auditorと入れたら、海外では相手の態度がガラッと変わり、びっくりした。言われていることは本当だった
(監査チームにおいて) IRCAに登録されている海外の監査員と対等にやり合うためには、自分にもIRCAの登録が絶対に必要だと痛感した
IRCAの登録スキームとは、対象とするマネジメントシステムの分野のことであり、IRCAには品質、環境、食品安全、医療機器など全部で14の登録スキームがあります。複数のスキームに登録することも可能です。
IRCAの登録グレードは全部で5つあります。
IRCA認定トレーニングコースを受講し、これから審査/監査の実績を積まれる方はAssociate Auditor(准審査員/准監査員)のグレードに登録します。 IRCAでは要件を満たす方は最初からAuditorやLead Auditorグレードでの登録申請が可能です。
IRCAジャパンに新規申請をする際に、研修受講最終日の含まれる月の翌月から3カ月間、新規申請費(費用のページはこちら)が無料になるキャンペーンを実施中です。
新規申請は新規申請ウェブフォームから行えます。
*郵送でも受け付けを希望される場合はお問い合わせください。
step1
申請者
(申請は新規申請フォーム、emailへのPDFフォームの貼付、また郵送でもお受付いたします)
step2
IRCA
書類受領から約1か月で評価結果の通知 但し、追加情報が必要な場合、 追加情報受領から起算
step3
申請者
step4
IRCA
入金確認後、10営業日で 登録証及び登録カードを送付
IRCAジャパンは登録申請の方法や登録メリットについて説明をさせていただくオンライン説明会(無料)を実施しています。登録申請方法がわからない、質問をしたい等ございましたらお気軽に下記より参加のお申込みをお願いします。尚、本オンライン説明会はMicrosoft Teamsを使用して実施しております。時間は1時間程度です。
新規申請ウェブフォームよりご申請ください。
ご申請の際にはあらかじめご準備いただく書類がありますので下記新規申請フォーム内の
各説明事項(リンクの場合もあります)をよくお読みの上、申請手続きを進めてください。
その他各種申請様式内でダウンロード可能なPDF版の新規申請書「IRCA申請書」もご利用いただけます。
下記、申請に必要な各種申請様式をご確認、ダウンロードしてください。
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