Quality ライブ2023大盛況のうちに終了

投稿日：2023/06/19 更新日：

30名の専門家によるプレゼンテーションとパネルディスカッション、238名が会場に集い、さらに80名以上がオンラインで参加した、Quality ライブは、クオリティの専門家が直面する機会と課題を探る重要なイベントとなりました。

Quality ライブ 2023 開催
専門家が直面する課題と機会を探る
受賞者発表

Quality ライブ 2023 開催

今回が初回となるCQIのイベント「Quality ライブ」は、2023年6月15日にロンドンで開催され、今年は初めてプレゼンテーション、パネルディスカッション、インタラクティブなワークショップなどからなるコンファレンスが行われました。Quality ライブでは、CQIのプロフェッションマップを発表するとともに、2023年の国際クオリティ賞の受賞者を発表する「受賞者セレモニー」を開催しました。

専門家が直面する課題と機会を探る

コンファレンス冒頭の全体セッション「Making Quality a Strategic tool (クオリティを戦略的なツールにする)」では、競争力と生産性の原動力と、クオリティマネジメントが顧客価値と組織パフォーマンスを向上させる戦略ツールとしてどの程度有効であるかを検証しました。パネリストは以下の通りです: ADSの競争力プログラムディレクターのColin Hart氏、Baltic Exchange社のクオリティ及び業務改善リードのRashad Issa氏、SMMTのIATF 監督マネジャーのNiall Kealey氏、GIRIのエグゼクティブディレクターのClifford Smith氏。

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全体セッションに続き、参加者は以下の3つの分科会から選択し、参加しました: 「What Next for ISO 9001 (ISO 9001の次のステップ)」、「The Complex Business of Risk and Assurance (リスクと保証の複雑なビジネス)」、「Contextualising Quality (クオリティを状況に当てはめる)」の3つのセッションです。CQIのポリシーマネージャーであり、What Next for ISO 9001のパネリストであるAlexander Woodsは次のようにコメントしました:「ISO 9001は、クオリティのコミュニティでは常にホットな話題となっています。私たちは、1987年に規格が発行されて以来見たことのないような、政治、社会、テクノロジー、経済の変化の時代を生きているのです。ですから、ISO9001の将来はどうなるのか、ISO9001は将来に何をもたらすのかについて、さまざまな質問や意見が寄せられたのは当然です。」

第2部の全体会議「Enabling Quality in a Context of Change (変化の状況におけるクオリティの実現)」では、CQIのHead of Profession であるMike Turnerが、このイベントの舞台でCQIの新しいプロフェッションマップを紹介しました。プロフェッションマップについて、マイクは「世界はかつてないほど速く、劇的に変化していることを私たちは知っています」と述べています。専門家は、仕事の世界を適応させるために先頭に立たなければなりません。クオリティの専門家も例外ではなく、私たち全員がやるべきことがあります。このプロフェッションマップは、私たちに進むべき道を示してくれます。

午後はさらに5つの分科会が開催され、以下のようなエキサイティングなトピックが取り上げられました: 「Leading Quality Culture (クオリティの文化をリードする)」「Professionalising the Quality Function (クオリティ機能のプロフェッショナル化)」「The Quality Manager is Dead - Long Live the Robot (品質管理者は死んだ-ロボット万歳)」「The Future of Assurance (Are you Ready?) (保証の未来 - 準備できていますか)」「Quality, Agility, Innovation (クオリティ、アジリティ、イノベーション)」です。テクノロジー、競争力、イノベーションなど、多くの重要なテーマが議論されましたが、Alaa Garad博士のコメントは、午後の議論を見事に要約しています: 「アジリティ (俊敏性/敏捷性) とイノベーションの概念は密接に関係しているが、クオリティはコインの第3の側面を形成している。