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【2020年 開催中止】ワークショップ 組織の持続的成功を達成するためのISO 9004活用術

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【2020年 開催中止】ワークショップ 組織の持続的成功を達成するためのISO 9004活用術

<<本ワークショップは中止となりました>>
さまざまな技術の進歩により、製品やサービスへの要求がどんどん変化しており、それに対応できるかが企業の存続に大きく影響します。また、SNS などによる多様な発信者からの情報伝達の速度や範囲の拡大など、社会のあり様が急激に変化している現在、製品サービスだけでなく組織そのものに対する社会からの要求はどんどん厳しさを増し、それに応えられない場合の負の影響は計り知れません。そのような状況の中、組織が持続的成功を達成するために何をしなければならないでしょうか。そのための指針を提供する規格が本ワークショップの主題であるISO 9004です。

2018年、持続的成功を達成するための能力に対する信頼を組織が確保することを目的とする『ISO 9004:2018 組織の品質 持続的成功を達成するための指針』が、ISO 9004の最新版として発行されました。この規格は要求事項規格ではなく、指針を提供するものであり、附属書Aで組織のパフォーマンス及びマネジメントシステムの成熟度を組織自らが測るための自己評価ツールを提供しています。今回のワークショップでは、自己評価ツールに基づき、ISO 9004:2018の全体像を解説するとともに、持続的成功を達成するため、ISO 9004を実際にどのように使うことができるかを学んでいきます。

ISO 9004を実践的に体験できる貴重な機会です。
どうぞ皆様、奮ってご参加ください。

本ワークショップについて―Richard Green氏 (講師) から

ISO 9001は、何百万もの組織が顧客満足を高め、要求事項に適合した製品及びサービスを一貫して提供するのを助けてきました。しかし、昨今の市場においては、単に今、期待されるものを達成しているだけでは将来の成功は保証されません。ISO 9001を達成することは、多くの企業にとってクオリティの旅路の始まりを意味しており、到達点ではありません。クオリティ達成のためにはISO 9004へと向かうべきです。

ISO 9004は、「big picture ビジネスの全体像」に目を向けています。そのときどきの成功だけを考えるのではなく、長期にわたり持続する成功を目指しています。ISO 9004は、「組織のクオリティ」という概念を打ち出し、組織のビジョン、使命、価値基準及び文化というより広い文脈の中で、戦略、方針及び目標と方向性をそろえる重要性を強調しています。すべての階層の管理者には、変化する外部及び内部の課題と組織の利害関係者の関連する要求事項に対応して、プロセスと活動を管理することが求められています。改善とイノベーションが求められているのです。

このワークショップでは、ISO 9004の附属書Aで提供されている自己評価ツールを実際にどのように使うかに重点を置き、ISO 9004を詳しく見ていきます。参加者は、このツールを使用し、ご自身の組織をレベル1「適合」の段階からレベル5「ベストプラクティス」へと進めていくためには、活動とパフォーマンスをどのように包括的かつ体系的にレビューしていくべきかを学習します。

開催概要

対象者
◆ 組織内でマネジメントを担当している方
◆ 組織内のリーダーの方
◆ 事業のコンサルタント業務に従事している方
◆ その他、ISO 9004に興味をお持ちの方

開催日時
2020年7月13日 (月) 10:00 ~ 17:00 (昼食休憩1時間含む)
※ 受け付けは9:30から

開催場所
パシフィコ横浜 会議センター 4階 ←アクセスマップはこちらをクリック
〒 220-0012 横浜市西区みなとみらい 1-1-1

講師
Richard Green, CQP FCQI
IRCA ジャパン テクニカルエキスパート
(日本語の逐次通訳が付きます)

定員
20名

CQI レポート The Future of Work 未来の働き方
IRCAテクニカルレポート:ISO22000:2018