【2018年6月22日】【IRCAジャパン協賛】BSIグループISO45001発行記念セミナー
IRCAジャパンにおいてこれまで、ISO45001について、規格案(DIS)の段階から規格開発を担当するPC283のワーキンググループメンバーを招聘し、策定の動向や規格要求事項の解釈について日本国内の審査員/監査員に向けた情報提供を継続して参りました。
現在はISO45001の規格要求事項を解説するテクニカルガイドの発行を終え、ISO45001認定トレーニングコースの提供開始を間近に控え、国内の導入及び認証に向けた支援準備が整いつつある状況です。
本協賛セミナーでは同じくISO/PC283(ISO規格開発プロジェクト)にBSI(英国規格協会)から参画しているチャールズ・コリー氏より、ISO45001の重要な要求事項の策定経緯における主な論点や解釈、海外サプライヤー監査の動向を含み、今後予想される動きなどについても紹介されました。
組織への導入における重要な事項についての説明も予定されており、ISOリスクアセスメント手法を含めた「リスク及び機会」の捉え方など、実装段階における具体的な情報を収集できる機会となりました。
主任講師 チャールズ・コリー(Charles Corrie) 氏
- Governance and Resiliance, BSI Group
1993年にBSIへ入社し、1998年のOHSASプロジェクトグループ発足時よりSecretary(事務局代表)として活動を行う。2013年にはISO 45001の開発のため、ISO/PC283のSecretaryの任命を受ける。
1993年には、他のBSI技術委員会と同様にISO/TC176/SC2(ISO 9001規格担当)のSecretaryを務める。