IRCA-マネジメントシステム審査員/監査員の国際登録機関 > 情報メディア > 技術|規格 > ISO/FDIS 9001: 2026 は7月後半に承認の見込みです

ISO/FDIS 9001: 2026 は7月後半に承認の見込みです

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ISO/FDIS 9001: 2026 は7月後半に承認の見込みです

ISO 9001:2026は最終国際規格案 (FDIS) の段階に達し、ISOの投票権を持つ加盟国による投票に付されています。これは、改訂作業が完了に近づいていることを意味しますが、依然として開発段階にあり、正式な承認待ちの状態であるということです。本稿執筆時点では、投票はまだ継続中ですが、FDIS7月後半には承認される見込みであり、ISO規格の発行は20269月になる予定です。

最も重要な変更点には、品質文化と倫理的行動に関する新たな要求事項、リスク及び機会のより明確な区別、QMSの変更の計画、伝達、監視、レビューに関するより厳しい要求事項、組織の状況への気候変動の考慮の組み込みがあります。また、規格解釈を支援するための附属書Aが大幅に拡充されています。

これらの変更は、CQIが主張してきた内容ほど踏み込んだものではありませんが、決して軽視されるべきものではありません。組織は、慢心と拙速という2つの誤りを避けなくてはなりません。移行または再認証は、新しい規格が発行されるまで実施できませんが、3年間の移行期間が予定されています。つまり、組織は準備を急ぐ必要はないということですが、行動を起こす機会も逃してはなりません。

私たちはまもなく、登録メンバーの皆様が変更に備えられるよう、eラーニングコースと解説資料を公開します。さらに重要なのは、この改訂が適合性を超えて考える機会であるということです。あなたの組織のシステムは、実務においてどの程度有効ですか。あなたの組織の人材は、必要な知識、技能、理解、価値観、行動を備えていますか。

価値と成果を妨げているものは何ですか。箇条だけで判断してはいけません。箇条以上にあなたの組織の状況 (context) が重要です。

ISO 9001:2026はまもなく登場します。今こそ準備を始めるときです。
CQI レポート The Future of Work 未来の働き方
IRCAテクニカルレポート:ISO22000:2018