100周年を迎えるCQI
IRCAジャパンのウェブサイトのロゴマークが変わっているのにお気付きになられましたでしょうか。2019年、CQIは100周年を迎えます。
2019年はCQI (Chartered Quality Institute) 100周年の年です。1919年に Technical Inspection Institute (技術検査協会) として設立されて以来、1972年には古い登録者の方にはおなじみのIQA (Institute of Quality Assurance) と名称を変えた後、現在では1984年に組織されたマネジメントシステム審査員/監査員の評価登録をするIRCAを含め、クオリティのマネジメントを推進するための王室公認 (royal chartered) の組織として、CQI (Chartered Quality Institute) となり、100か国以上で20,000人のメンバーを擁する専門機関として邁進しています。
CQIの歴史は、とりもなおさず、公共、民間及び非営利の組織において、製品及びサービスの提供方法の改善を促進してきたCQI のメンバーの皆様、CQIの活動を支えるボランティアの方々及びパートナー組織の歴史です。また、クオリティのマネジメントがどのように組織のパフォーマンスを維持し、改善してきたか、過去100年間の生活の質の向上に貢献してきたかについての歴史でもあります。
したがって、CQI はこの100周年を、クオリティにおける数々の成果を祝う機会とし、クオリティマネジメントとクオリティプロフェッショナルがどのように生活を向上させたかを思い起こし、推進していく活動にCQI|IRCAのメンバーやパートナー組織が参加されることを願っています。
CQI は2019年を通して、クオリティの100年を振り返る情報を発信していきます。例えば、2019年11月14日のワールド・クオリティ・デーは「クオリティの100年」をテーマに過去100年において特筆すべき国際的なクオリティの成果に感謝を表する機会とします。また、Quality World やウェブサイトでさまざまなリソースを提供していく予定です。ちなみに、Quality Worldの1月号では、「Quality Tool of the Month」として、石川馨博士の特性要因図 (石川ダイアグラム/魚の骨図 Fishbone Diagram) が紹介されています。