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BMLフード・サイエンス社が、OEAプログラムを導入開始

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BMLフード・サイエンス社が、OEAプログラムを導入開始
株式会社BMLフード・サイエンスでは、食品安全における第3者認証(ISO22000/FSSC22000)に関わる活用ニーズの高まりや、行政によるグローバル化の推奨、HACCP義務化、また日本独自の食品安全規格(JFS-E-A/B/C)の発行など、複合的な市場動向(コンテキスト)に基づき、検査・分析、コンサルティングを一体とする総合コンサルティング・サービスのポジションニングをより一層明確化する戦略方針を打ち立てておられます。

この事業戦略に伴い同社では、戦略実現の鍵を握るのがコンサルタント、及び検査メンバーの力量向上と捉えており、制度・コストに優れた検査、及び知識・経験に裏付けられた実力あるコンサルティングの確立に向けて、審査能力の習得を基盤とした人材育成を推進されています。

実際に、HACCP組み立てに関わる現場訪問時の課題など、現場における生の情報を全社共有し、上級コンサルタントの知識をソリューションに反映させながら、全社で蓄積し、個人の力量を上位レベルで平準化させる仕組みの運用もこの活動の一つです。

2017年6月に開始されたIRCAジャパンとのOEAプログラムの導入は、これら人材育成を更に推進させることに主眼を置き、以下の5つの目的を設定しています。


1.監査/審査に関わる基礎教育(審査機関に負けない審査の力量)

2.内部の業務実績に基づく資格昇格スキームの構築(モチベーション向上)

3.自社の教育制度に対する第3者評価(客観的視点)の導入

4.組織内の有資格者把握(内部統制強化)

5.有資格者の更新申請手続きの簡素化


IRCAにおいても、BMLフード・サイエンス社の人材育成プランに基づく学習計画を今後CPDにも反映させ、総合的な力量開発に関わる助言や提案に積極的な取り組みを実施し、資格制度をフル活用した力量向上スキームの確立に向けて、同社とのパートナーシップ強化に努めています。
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