【4/10 (木)】第1回 改訂前に! 2015年版ISO要求事項を見なおそう

- ■開催日時
- 2025-4-10 13:00-15:00
- ■言語
- 日本語
- ■開催場所
- オンライン
- ■ツール
- Teams
第1回 改訂前に! 2015年版ISO要求事項を見なおそう
~ ISO9001:2026 (第6版) の発行前にQMS改善を開始~
目的及び概要
2025年4月から2026年3月まで、12回にわたり、引き続き青木明彦さんによる視聴者参加型のウェビナーを開催します。
コーディネーターの青木明彦さんから
IRCA月次会は、品質に関わる業務を担当されている人達を対象に幅広い視野で学習の場を提供しています。その狙いは、組織の事業活動でパフォーマンスを改善してQMSを経営ツールとして社員が利用できるように改善することです。勿論、その改善の内容は、組織の文化、規模、事業、製品、QMS習熟などの違いによって異なります。
ISO認証取得のためには、全てのISO要求事項に対応しなければならないので組織に合わなくても無理してでも実施することが強要されます。しかし、そもそもQMSは、ISO審査のためではなく組織が事業活動で使用するために作成したものなので原点に戻って改善の必要性を見直してください。
2025年度IRCA月次会は、ISO9001:2015要求事項の中で『日本文化に馴染まないと思われる要求事項』を見直して、既存のQMSが製品実現化プロセスの業務に役立つようにQMS改善の必要性を振り返ります。参加される皆様の知識や経験やアイデアなどを提示して頂いてQMS改善の着眼点を一緒に学習します。
構築したQMSを事業活動に役立てるために経営者層、管理者層の意識と行動を変えてQMS改善の着眼点について検討します。
1:ISO9001:2015の中で日本企業が苦手と感じているISO要求事項を振り返ってQMS改善の必要性を考える。
2:製品実現化プロセスを意識して事業活動の結果に貢献する現実的で具体的なQMS改善を考える。
3:ISO事務局が組織内の経営者層や管理者層にQMS改善の必要性と価値観に気付いて関与して貰える方法を考える。
実施形式
- このCPD イベントは、Microsoft Teams を利用して実施するオンラインイベントです。
- 2025年4月~2026年3月までの毎月開催 各回13:00~15:00までの2時間で実施します。
- 出席者参加型のイベントです。
各月の資料に記載した討議項目 (3~4個) に対して質問を受付けながらQMS改善の着眼点を情報共有します。
※ Office 365のアカウント及び/またはアプリケーションがなくてもウェブブラウザからご参加いただけますが、機能に制限があります。できるだけアプリケーション (無料) をダウンロードしてご参加ください。
開催日時
第1回 2025年4月10日 (木) 13:00~15:00
第1回 (4月10日) のテーマ
4.1 組織の大きな課題を含んだ中期計画 (0.1 序文も含む)参加費
無料
対象者 (下記該当者のみご参加いただけます)
- IRCA登録の審査員/監査員 (Associate Auditor, Auditor, Lead Auditor, etc)
※ 本イベントはIRCA 登録審査員/監査員の方のみご参加いただけます。
参加申し込みはこちら
各回の開催日時とテーマ (予定)
※ 開催日時は変更の可能性があります。変更がある場合は都度お知らせします。
第1回 2025年4月10日 (木) 13:00~15:00
4.1 組織の大きな課題を含んだ中期計画 (0.1 序文も含む)
第2回: 2025年5月8日 (木) 13:00~15:00
4.4 プロセスの特定、順序、相互関係
第3回: 2025年6月12日 (木) 13:00~15:00
5.1 経営トップのリーダーシップとコミットメント
第4回: 2025年7月10日 (木) 13:00~15:00
7.2 力量/7.3 認識/7.4 コミュニケーション
第5回: 2025年8月7日 (木) 13:00~15:00
8.4.1 外部提供者の評価選定
第6回: 2025年9月11日 (木) 13:00~15:00
8.4.2 外部提供者のアウトソース管理
第7回: 2025年10月9日 (木) 13:00~15:00
9.1.1 監視、測定、分析、評価
第8回: 2025年11月13日 (木) 13:00~15:00
9.1.2 顧客重視に基づく顧客満足
第9回: 2025年12月11日 (木) 13:00~15:00
9.2 内部監査
第10回: 2026年1月8日 (木) 13:00~15:00
9.3 マネジメントレビュー
第11回: 2026年2月5日 (木) 13:00~15:00
10.2 製品の是正処置
第12回: 2026年3月12日 (木) 13:00~15:00
ISO9001:2008 予防処置の利用価値
※青木さんによる、これまでの関連CPDイベントのレポートや動画は以下からご確認いただけます。
2023年度
イベントレポート: ISO9001:2015 要求事項と経営トップのQMS戦略
イベントレポート: プロセスアプローチと管理者層のマネジメント
2022年度
2019年度
青木明彦さんの自己紹介

長年に亘って現場目線でISO9001に関わるあらゆる業務に携わった経験を持つ。
ISO認証取得に頼ったQMSの否定論者で一般論、理想論、精神論を嫌う。
形骸化したQMSを現実論と具体論で実行可能な方法を提案して指導。
QMSが経営ツールとして使えるように社員の人材育成に尽力する。
IRCAジャパンから一言
青木明彦さん (IRCA登録 QMS Principal Auditor) は大手企業の品質本部で監査部長を務められ、内部監査の改革を成功裏に実行されました。ご自身の経験を踏まえた具体的、かつ現実的、かつ実行可能なお話しをIRCAフォーラムで何回もしていただき、毎回好評を博しました。また、研修機関の講師としても活躍され、IRCAでは2019年には「内部監査能力の育成」と題したIRCA CPDイベント (全6回) の開催にご協力いただいたほか、2022年にはオンラインウェビナー「製造業におけるQMS内部監査とサプライヤー監査 (全11回)」、2023年にはオンラインのディスカッションウェビナー「みんなで考えよう: サプライヤー監査と外部提供者の育成」の講師、コーディネーターを務めていただきました。