パンデミック後の世界においてISO 9001 の要求事項を満たすということ (Quality World 2020年11/12月号より)
CQI|IRCAのクオリティ専門誌 Quality Worldの2020年11月/12月号から、CQI のCQP FCQI (Chartered Quality Professional - Fellow) であり、ISO TC 176 SC2 – Quality Systems の議長であり、英国のS2a2s Ltd のディレクターでもあるPaul Simpson氏が、新型コロナウイルス感染症 (以下 Covid-19) が品質マネジメントに与えた影響と、Covid-19の影響下にある新しい世界で企業が実施すべきより包括的なシステムについて検討する記事を英語原文でお届けします。
※ 日本語版は改めて公開する予定です。
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ISO 9001は、甚大な混乱の評価、マネジメント、対応を特に目的としたものではありません。ISO規格には別途、混乱時のレジリエンス (復元力) や組織の継続性などのトピックを取り上げ、組織が事業継続マネジメントシステム (BCMS) を開発し、維持することを組織に奨励する「ISO 22301 セキュリティ及びレジリエンス – 事業継続マネジメントシステム – 要求事項」があります。
しかし、Covid-19 からの教訓を真に学び、適用するためには、マネジメントシステムの領域を確認し、このパンデミックへ対処する上でどれほど効果的か、また将来的に何を変える必要があるかを評価しなければなりません。本稿では、これをISO 9001 の組織の状況、リーダーシップ、プロセス、資源、人々、その他、各分野ごとに落とし込んで検討し、組織の品質マネジメントシステム (QMS) を考えていきます。
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