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【2019年度】 CPD推進イベント『内部監査能力育成』

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【2019年度】 CPD推進イベント『内部監査能力育成』

IRCA に登録する審査員/監査員限定のイベントであるCPD 推進イベントを、2019年度は『内部監査能力育成』をテーマに、7月から12月までの6か月間、月に1回のペースでQMS改善指導者としての知識と技能を習得するための育成プログラムとして開催いたします。今回のプログラムは、IRCAの品質プリンシパル審査員である青木明彦氏がコーディネートし、講師も務めるものです。氏は、横浜で開催したIRCAのフォーラムにもたびたびご登壇いただいているほか、2018年度の月次会でもサプライチェーン監査に関するプログラムで講師を務められています。

今回のプログラムは、30年にわたり、企業においてISO 9001関連の業務に携わり、マネジメントシステムが企業経営の場で有効なものであることを実証することに努め、実績を上げてこられた青木氏自身の現場経験に基づくものです。

開催概要:

  • 月に1回 (10時 ~ 16時 昼食休憩1時間あり)、6か月連続で実施します
  • 前半3回は主として講義形式 (小さいアクティビティあり)、後半3回はアクティビティ主体で実施します
  • 講師が教えるというより自ら学ぶ姿勢での参加が望まれます
  • 毎回、当日の学習内容を記載したCPD ログシートを発行いたします
  • 希望があれば、実際にご所属の組織にお邪魔して模擬監査を実施することも計画しています

参加条件: 6回連続でのご参加が必須となります。

対象者: (本イベントは IRCA 登録審査員/監査員の方限定です)
企業/組織内部でマネジメントシステム監査に従事している方
※コンサルタント業務及び第三者認証審査に従事する方は恐れ入りますが、今回のプログラムでは対象外となります。

定員: 最大20名

開催日及び内容 (詳しくは下記をご参照ください):
第1回 7月19日 (金)        ISO9001:2015年版 要求事項の意図 >第1回レポート記事
第2回 8月30日 (金)      組織の事業活動に合致したQMSのあるべき姿 >第2回レポート記事
第3回 9月27日 (金)      適合性監査と有効性監査の違い
第4回 10月29日 (火)      事前準備 = 品質情報の分析から仮説を特定
第5回 11月22日 (金)      現場監査 = 管理者への質問から改善の必要性を合意
第6回 12月17日 (火)      監査報告書 = 経営トップを納得させるビジネス文書の書き方

開催場所: 第1回から第3回  明治薬科大学 剛堂会館ビル 1階 第1会議室
※第4回以降も千代田区周辺で開催予定です。

費用: 100,000円 (税抜: 全6回通し、昼食代は含まれません)
※OEA スキームでご登録の方は半額となります。

申込期限: 2019年6月30日

◆お申込みは締め切りました◆

青木氏による本プログラムの解説
【コンセプト】
IRCA登録の審査員(補)をQMS改善指導者としての知識と技能を習得して貰う育成プログラム

【意図】
ISO9001:1987年版が日本企業に導入されて30年が経過しようとしています。
当初は、顧客の要求でISO第三者認証取得が目的となっており、事業活動の受注契約や販路を確保するためにISO事務局が中心となって取り組み目的を達成しました。しかし、経営者層(社長、専務、常務)や管理者層(部長、課長)の人達は、QMSを維持する効果に不満を持っており形骸化していることも事実です。

近年、ISO事務局の役割は、ISO9001:2015年版への移行審査への対応を無事に終わらせて、ISO第三者認証を継続させる目的を達成されたので一段落されている時期だと思います。
それにもかかわらず経営者層や管理者層の人達は、ISO事務局の活動や内部監査の結果を評価していないと感じられます。
内部監査を含むISO事務局の人達は、ISO9001:2015年版の専門家であるにもかかわらず組織のQMS活動を意図した結果に導きだせない不満を持っているのではないでしょうか?

組織内でQMSを効果的に運用するためには、組織のトップダウンで取り組むことが必要であることは、改めて説明する必要もない事実でしょう。しかし、現実的に30年間に亘るISO第三者認証維持活動を振り返ると、事業活動と遊離した活動であることが証明されてしまったので経営トップも経営資源を投入する決断ができないのだと思います。

経営トップにQMSを認知して貰うためには、考え方をボトムアップに切り替えて内部監査を通じてQMS改善を提案することだと思います。

ISO第三者審査の真似をして適合性監査で不適合を摘発するより、有効性監査で改善課題を管理者と合意する方法でQMSの利用価値に気付かせるように指導することができます。

それが実現できれば、組織内のQMS改善指導者としてISO事務局の活動や内部監査を認知して貰えるようになると思います。その目的を実現化するために、短期決戦の「月次会」を通じてQMSの知識と内部監査の技能を身に付けられるように支援させて頂きます。

【カリキュラム】   ※進捗状況によって多少変更する場合もある。
 ・1回目: ISO9001:2015年版 要求事項の意図 (講師説明)
      ・経営トップのQMS戦略
      ・組織の課題を解決する中期計画
      ・組織図に基づくプロセスアプローチ
      ・意図した目標を達成するプロセスの監視、測定
      ・事業活動のパフォーマンスを改善する
 ・2回目: 組織の事業活動に合致したQMSのあるべき姿 (講師説明)
      ・文書化した情報(手順書と記録)
      ・プロセスの特定方法
      ・実施計画書(機会とリスク)
      ・社員の教育・訓練と教育記録
      ・外部提供者の評価、選定
      ・プロセスの監視、測定、分析
      ・顧客満足調査
      ・マネジメントレビュー
   ・3回目: 適合性監査と有効性監査の違い (講師説明)
      ・適合性監査の不適合を摘発するポリスマン ・・・・・・・・・・・・・ 内部告発?
      ・有効性監査から改善課題に気付かせるコーチング ・・・・・・・ 改善指導?
 ・4回目: 事前準備 = 品質情報の分析から仮説を特定 (個人演習)
      ・品質情報から事業活動のボトルネック(プロセスの重要性)を分析する。
      ・経営トップが期待するQMS改善の監査テーマを選定する。
      ・トップインタビューの必要性と確認する項目を選定する。
 ・5回目: 現場監査 = 管理者への質問から改善の必要性を合意  (個人演習)
      ・製品の品質保証に軸足を置いてプロセスを検証する。
      ・改善の必要性を合意して改善する方向性を引き出す。
 ・6回目: 監査報告書 = 経営トップを納得させるビジネス文書の書き方 (個人演習)
      ・監査テーマ、結論、結果(根拠)の整合性
      ・育成プログラム全体レビュー (グループ討議)

【講師自己紹介】
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IRCAジャパン 月次会コーディネーター  青木明彦 (あおき あきひこ)     
IRCA 登録 品質プリンシパル審査員 (01194686)

1992年から製造工場のISO9002工場事務局を担当してから、約30年間に亘ってISO9001の業務に携わってきた。
途中、2001年から3年間、ISO審査機関に出向して第三者審査員として日本企業(約300社)のQMS運用についての実態を見てきた。
その後、本社品質本部に帰任し、品質改善部の部長としてQMS改善指導、QMS研修講師、内部監査員指導、サプライヤー監査員指導などに幅広く活躍してきたQMSの専門家です。
更には、販売会社で事業活動の体質強化を図るためにISO9001:2015年版を導入してQMS構築の支援業務を行いながら、(株)LMJジャパンの内部監査員/サプライヤー監査員/ISO審査員コースの主任講師や企業内研修の対応も行っている。

 

申込みは締め切りました

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