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ワールド・クオリティ・ウィーク 2021年11月8日 ~ 12日 - 持続可能性におけるクオリティの役割と、クオリティがESGに与える影響

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ワールド・クオリティ・ウィーク 2021年11月8日 ~ 12日 - 持続可能性におけるクオリティの役割と、クオリティがESGに与える影響

ワールド・クオリティ・ウィーク (World Quality Week = WQW) において、CQIはクオリティマネジメントの専門家を称える活動を行っています。11月8日から12日まで行われる今年のワールド・クオリティ・ウィークでは、持続可能性におけるクオリティの役割と、クオリティが環境、社会、ガバナンス (ESG) に与える影響に焦点を当てます。

ESGの要素は、ビジネスの課題における優先度の順位を駆け上りつつあります。ESGの要素が、意思決定とステークホルダーの価値観、双方に対してどれほど大きな影響を与えるかということが認識されるようになってきています。ESGの要素には以下のものが含まれるでしょう。

 政府の政策
 規制
 顧客及び消費者の姿勢
 投資家の姿勢及び要求事項
 圧力団体の活動及び影響

企業と社会をよりよくする

これはそもそも何を意味するのでしょうか?持続可能性は、皆様ご自身や皆様が所属する組織がただ単に検討すれば済むものではありません。会社の文化の中に持続可能性を組み込まなければなりません。なぜなら持続可能性は存在し続ける必要があるからです。たとえまだ持続可能性が皆様の組織の事業運営、競争力及び評判にとって欠かせないものとなっていないとしても、これから欠かせないものになっていくでしょう。

CQI にとって、私たちの製品、人々そして地球をよりよくするというコンセプトは、ロイヤルチャーター (英国王室憲章) を持つ組織として、社会に貢献する品質マネジメントを支援するという私たちの使命に沿ったものです。そこで、CQIは、CQI|IRCAのメンバーであるか、品質マネジメントに関わるプロフェッショナルかどうかにかかわらず、皆様にワールド・クオリティ・ウィークに参加していただきたいと考えています。ワールド・クオリティ・ウィークは、皆様の組織が持続可能性について考えるだけでなく、行動するためのサポートをする絶好の機会です。

>2021年度のロゴや活動のヒント、PPTやウェブ会議用の背景画像など、各種ツールのダウンロードはこちら

WQW プログラム

CQI|IRCAではワールド・クオリティ・ウィークにパートナーの協力の下、ウェビナーを開催します。日本からも参加しやすい時間帯のものもあります。ぜひご参加ください。

日時 ウェビナー
11月8日 (月)
19:30 - 20:30
(日本時間)
The Why, What and How of Environmental Sustainability in partnership with Willy Vandenbrande
11月8日 (月)
21:30 - 22:30
(日本時間)
CQI Audit SIG - Turning the Spotlight on Remote Audit
11月10日 (水)
20:00 - 21:00
(日本時間)
Quality Actions Can Enable the Move to a Habitable Environment in partnership with Dr Gregory H Watson
11月10日 (水)
21:00 - 22:00
(日本時間)
CQI 香港 - Sustainability in Paradise
11月12日 (金)
23:00 - 24:00
(日本時間)
Sustainability and the CQI Competence Framework in partnership with Catalyst

ウェビナー内容紹介

◆ The Why, What and How of Environmental Sustainability (11月8日)

持続可能性(サステナビリティ)は、ジョン・エルキントン (John Elkington) のトリプルPモデル(People 人、Planet 地球、Profit 利益)に基づいて語られることがよくあります。この3つのPが現在どのような状況にあるかは、国連の17の持続可能な開発目標(SDGs)の推移を見て評価することができます。そしてそれが示すのは、地球温暖化や生物多様性の減少が示唆するように、地球に関する部分が悪くなっているということです。

この状況は、何かを始めるための十分な動機になるはずです。私たちは、さらに緊急性や行動の後押しとなる動機が他にもあることを指摘できるでしょう。戦略的な "WHY (なぜ)?"の答えが出たら、次はオペレーション的な "WHAT (何を)?"を考えてみましょう。テクノロジーが重要な役割を果たすことは言うまでもありませんが、ここでは大規模な投資をしなくても、組織が今日できることを考えてみたいと思います。

"HOW (どのように)?" の答えは、「クオリティ」です。組織や社会全体の環境をより持続可能なものにするために、クオリティプロフェッショナルと品質マネジメントが果たす重要な役割を見ていきます。

QS Consult社の創業者兼社長であるWilly Vandenbrande氏は興味深いセッションを行ってくれることは間違いないでしょう。

◆ CQI Audit SIG - Turning the Spotlight on Remote Audit (11月8日)

パンデミックのもたらした大きな影響のひとつに、リモート監査があります。監査員であっても、監査を受けている人であっても、CQIのAudit Special Interest Group (SIG) のメンバーと一緒に、よいことも悪いことも含め、リモート監査の個人的な経験を聞いてみましょう グローバルなメンバーで構成されているAudit SIGは、2021年5月の結成以来、このテーマを探求しており、プレゼンテーションでは、7月と8月に実施されたアンケート調査の結果の概要を説明します。

◆ Quality Actions Can Enable the Move to a Habitable Environment (11月10日)

このウェビナーでは、Dr Watson が、現在の品質専門家を悩ませている2つの重要なテーマを紹介します。「クオリティ 4.0」と「持続可能性 Sustainability」です。

多くの因果関係のある状況と同様に、状況が極端になると、論理的な探求の余裕がなくなり、結果が明らかになるにつれて緊急性が高まります。このような状況では、もはや根本的な原因分析を行うべきではありません。状況を迅速に好転させるアクションプランを決定するために、予測分析を行う必要があるのです。

顕在化した問題に対して「責任のなすりつけ」に走ることなく、行動を重視した変革のアプローチをとるべきです。クオリティプロフェッショナルは、どのようにして現状を解釈し、排除すべき有害な状況に対して、知識ベースとアプローチに基づいて行動を推奨することができるのでしょうか?

◆ CQI 香港 - Sustainability in Paradise (11月10日)

Part 1: Sustainability in Action!
スピーカーのJenica Dizon は貧しい地域のコミュニティにきれいな水を提供することを目的とした国際的な人道支援団体「Waves for Water (W4W)」のフィリピンの国代表を務めています。Jenicaは、W4Wがどのようにしてマルチセクターの協働プラットフォームとしての役割を果たしているか、その結果、現在では少なくとも100万人のフィリピンの人々の生活向上につながっていることを紹介します。

Part 2: Sustainability Begins in The Community
スピーカーのMariglo Lariritは、フィリピンでリゾートや持続可能な観光施設を運営しているTen Knots社のツーリズムグループのSustainability Director を務めています。Ten Knots 社は、持続可能性について表彰されている観光企業であり、Mariglo は楽園の島、Palawanにある同社のリゾート地の保護を訴えています。

◆ Sustainability and the CQI Competence Framework (11月12日)

ワールド・クオリティ・ウィークを通じて、クオリティと持続可能性の関連性を検証し、これがクオリティプロフェッショナルにとってどのような意味を持つのかを検討します。

2021年WQWプログラムの最後のウェビナーでは、Catalyst Consultingのパートナー、Jo Dowdall が、CQI力量のフレームワークの文脈で持続可能性を紹介します。CQI力量のフレームワークにすでに組み込まれている知識、スキル、行動を見て、CQI|IRCAの登録メンバーがどのように組織の持続可能性の目標をサポートし、実現することができるかを考えます。

クオリティ、持続可能性、そして顧客

社会的な意識が高い企業は革新的であり、製品やサービスを改善することで顧客のために価値を創造します。これにより、これらの企業は環境及び社会的な基準を満たすことができます。

皆様は品質マネジメントのプロフェッショナルとして、所属する組織が以下のことをするのを手助けすることができます。

Recognise
認識する
環境上及び社会上の懸念事項、また顧客に提供しなければならないクオリティにそれがどのように影響するかを認識する
Embed
組み込む
持続可能性のニーズ及び期待を、組織のマネジメントシステムとオペレーショナルガバナンスを通じて、プロセスと計画に組み込む
Innovate
イノベーションを起こす
商業的に実行可能で持続可能な製品やサービスを設計することでイノベーションを起こす
Monitor, measure and report
監視し、測定し、報告する
ビジネスと評判を向上させるために、持続可能性をどのように活用しているかを監視し、測定し、報告する
Meet
満たす
重要な持続可能性の要求事項と目標を満たす
Continuously improve
継続的に改善する
クオリティプロフェッショナルのリーダーシップのもと、持続可能性のパフォーマンスが継続的に改善する



ワールド・クオリティ・ウィークについて

これまでCQIは11月の第2木曜日をワールド・クオリティ・デーとして活動していました。しかし、2021年11月からは、1週間の活動に移行します。

私たちは毎年異なるテーマを設定していますが、そのテーマは皆様の会社が展開したり、推進したりするのに十分な幅を持っています。しかし、会社の戦略や取り組みに合致させるために他のテーマをフォーカスすることもできます。選択は皆様の手に委ねられています。

CQI の主な目的は、ワールド・クオリティ・ウィークの旗を掲げ、皆様にご利用いただけるツールや資料を作成し、皆様にその情報を広めていただくことです。

過去には、コンテスト、賞、コンファレンス、課題発見セッション (discovery session)、さらにはサプライチェーンの取り組みなどが行われました。

ワールド・クオリティ・ウィークのアンバサダーとして、個人でも、地域の企業単位でも、チームでも、会社全体でも活動できます。

>2021年度のロゴや活動のヒント、PPTやウェブ会議用の背景画像など、各種ツールのダウンロードはこちら

これまでのテーマ

 2020 - Creating customer value 顧客価値の創造

 2019 - 100 Years of Quality (CQI centenary) クオリティの100年 (CQI 100周年)

 2018 - Quality: A Question of Trust クオリティ: 信頼こそが重要

 2017 - Celebrating Everyday Leadership 日々のリーダーシップを称える

 2016 - Making Operational Governance Count オペレーショナルガバナンスが肝要

ハッシュタグ#WQW21を使って、人々、製品、地球をよりよくする品質マネジメントの役割を伝えましょう。

CQI レポート The Future of Work 未来の働き方
IRCAテクニカルレポート:ISO22000:2018